2022/10/17
アナウンサー生活で体調不良の欠勤なし 内山絵里加さんの健康を保つ入浴と睡眠
■今春フリーになるまで11年間テレビ局勤務 丈夫な体が自慢
11年間、体調不良で休んだことはないという。静岡県浜松市出身のフリーアナウンサー内山絵里加さんは、昨年3月まで勤務したテレビ局を無欠勤で退社した。コラム「うちやまのこばなし」の4回目は、「健康を保つ秘訣」。眠りを大事にする内山さんが、寝る前におすすめのルーティーンと、こだわりの入浴法を紹介する。
年齢を重ねるにつれて両親に感謝することが増えていますが、「丈夫な体」もその1つです。11年間働いていたテレビ局を体調不良で一度も休みませんでした。健康については、よく褒めてもらいました。ストレスをためないように好きな食べ物を我慢しすぎないようにしたり、ビタミンを取るようにしたり、日々の体調管理で心掛けていることはいくつかありました。
中でも、大切にしていたのは「睡眠」です。体調が少しでも普段と違うと感じたら十分に寝るのはもちろんですが、普段から睡眠の質を考えています。私は昔から香りが好きで、嗅覚反応分析に興味を持ちました。言葉は難しいですが、嗅覚を生かして自分の体調をチェックして、体が必要としているアロマを選ぶという考え方です。
皆さんは消費期限が近付いた食品の臭いをかいで、食べられるかどうか判断した経験はありませんか?炊き立てのご飯の香りは、空腹の時とお腹がいっぱいの時では感じ方が違うと思います。人間の嗅覚は優れていて、今、自分の体に必要な物かどうか、体に危険があるかどうかなどを判別できます。
■アロマオイルは体調や気分に合わせて お風呂には日本酒と塩
私の寝室には何種類ものアロマオイルがあります。その日の体調や気分に合わせて、体が一番欲している香りを感じながらベッドに入ります。フランキンセンスは虫除けにもなりますが、爽やかな気分になりたい時に選びます。
ゼラニウムは心を落ち着けたい時におすすめです。嫌なことがあった日はラベンダーが多いです。複数のアロマを混ぜる時もあります。
不思議なことに、同じラベンダーの香りでも、前の日は心地良かったのに、きょうは受け付けないという時もあるんです。一番いい香りと感じるものを鼻に頼って決めています。
お風呂も体調管理やリラックスに大事です。2時間くらいゆっくり入る時もあるのですが、少し変わった入り方をしています。バスタブに日本酒と塩を入れるんです。すごく汗をかいて体がポカポカになりますし、肌がツルツルになるのを実感します。
日本酒は200ミリリットル、塩は1つまみが目安です。日本酒は激安のもので構いません。あまり量が多いと酔っぱらってしまうので、入れ過ぎには注意してください。半身浴をして暑くなったら冷水を浴びて、もう一度バスタブに入る繰り返しです。サウナのお風呂バージョンのような感じで、「整っている」のだと思います。
スピリチュアルに詳しい方に指摘されて知ったのですが、お酒と塩の組み合わせは、厄落としになるそうです。お風呂で悪いものにサヨナラして、好きな香りに包まれて眠るのが健康維持の秘訣です。
<プロフィール>
内山絵里加(うちやま・えりか)。1988年11月29日生まれ、浜松市出身。浜松日体高から青山学院に進学し、2011年にSBS静岡放送入社。夕方の報道・情報番組のメインキャスターや、ラジオ番組「内山絵里加のふくわうち」のパーソナリティを担当。2022年4月にフリーアナウンサーとして独立。ラジオ番組は現在も継続中。その他、司会やナレーションなど幅広く活動。