2022/12/16
静岡県が県内85カ所で米の無料配布開始 物価高騰で負担増す子育て世帯を支援
■8340世帯分の米を準備 「子どもの居場所」で配布
スーパーに行くと、商品の値上がりに購入をためらう人は少なくないだろう。特に、食べ盛りの子どもを育てる家庭への影響は大きい。静岡県は物価高騰により生活が苦しくなった家庭を応援しようと、あす17日から県内の子ども食堂などに地元の米を無料で配布する。
静岡県は県内85カ所の「子どもの居場所」で、1世帯あたり1袋(3キロ入り)の米8340袋を無料で配布する。「子どもの居場所」とは子ども食堂や学習支援、遊び場など、無料または低価格で地域の子どもたちをサポートしている場所を指す。
県は物価高騰が食料品など幅広い生活必需品にも及び、生活困窮世帯を中心に影響が出ていることから、県産米の配布を決めた。子育て世帯の負担軽減に加えて、地域で活動する「子どもの居場所」を利用するきっかけにつなげたいとしている。
配布日は各施設によって異なり、準備した米がなくなり次第、終了となる。配布場所は以下の県内85カ所となっている。
静岡県HP 県産米の配布場所
haifuitiranteisei.pdf (pref.shizuoka.jp)
(SHIZUOKA Life編集部)