2022/12/20
年末年始の渋滞ピークは1月2日 東名は最長55キロ 東海道新幹線は29日と3日
■静岡県内は1月2日午前9時頃 御殿場IC付近で10キロ渋滞
新潟県では記録的な大雪で立ち往生や渋滞が続いている。天候による交通の乱れは、帰省や旅行で人の動きが活発になる年末年始になると、さらに影響が大きくなる。渋滞予測のピークは1月2日で、東名高速は最長55キロと予想。東海道新幹線は下りが12月29日、上りは1月3日の見込みとなっている。
年末年始の帰省や旅行を前に、高速道路の混雑予想や新幹線の予約状況は今のうちから把握しておきたい情報。高速道路を管理するNEXCO各社は、12月28日から1月4日までの渋滞予測を発表している。
下りは12月29、30日と1月2日、上りは1月2、3に混雑が激しくなり、ピークは上下線とも1月2日と予想されている。NEXCO中日本高速によると、東名高速が最も混雑するのは、上りが1月3日午後4時頃の綾瀬IC付近で55キロ。下りは12月29日午前10時頃の秦野中井IC付近の45キロとなっている。
静岡県内では1月2日午前9時頃、下りの御殿場IC付近で10キロの渋滞が見込まれている。NEXCO中日本は、渋滞が予測される場所や時間を避けた移動を呼び掛けている。
■東海道新幹線の混雑ピーク 下りは12月29日、上りが1月3日
一方、東海道新幹線の混雑は下りが12月29日、上りは1月3日と予想されている。JR東海によると、年末年始期間(12月28日~1月5日)の予約可能席数は356万席。12月14日時点で約130万席の予約が入っている。前年度比の117%、新型コロナウイルス感染拡大前の2018年度比76%となっている。
今のところ席には余裕があるものの、すでに一部の時間帯は満席に近い予約状況となっている。JR東海は「確実にお座りいただける指定席をお早めにご予約ください。予約ピーク日をはじめとした一部の時間帯では各駅での混雑が予想されますので、日時をずらしてのご利用もご検討ください」などとしている。
新型コロナの新規感染者数は増加傾向にあるが、現状では社会活動や行動の規制はない。想定外の大雪や事故などは予想できない部分はあるが、混雑予測を知っておけばストレスや時間のロスを減らせる。
(SHIZUOKA Life編集部)