2022/12/31
人気女優への登竜門 高校サッカー選手権の応援マネージャー 静岡県出身者は過去2人
■堀北真希や川口春奈ら 静岡県からは広瀬アリス、すず姉妹
年末年始の風物詩となっている全国高校サッカー選手権は熱戦が続いている。今回が101回目となる歴史ある大会では、選手の他にも「応援マネージャー」が注目されている。初代の堀北真希さんから始まり、新垣結衣さん、川口春奈さんらが人気女優へと駆け上がっている。静岡県からも広瀬アリスさんと広瀬すずさん姉妹が過去に大役を務めている。
サッカー部に所属する高校生が最も憧れる舞台といえる「全国高校サッカー選手権」は、きょう31日から2回戦に入った。伝統ある大会からは毎年、プロ選手が誕生。FIFAワールドカップ・カタール大会で活躍したFW浅野拓磨選手も三重・四日市中央工業時代に3年連続で出場し、得点王も獲得している。
サッカーファンには、後に日本を代表する金の卵を探す楽しみもある中、もう1つ注目されるのが「応援マネージャー」。現役の高校生タレントが大会を盛り上げるために起用され、若手女優の登竜門になっている。
今大会で応援マネージャーを務めるのは、現在高校1年のモデル・凛美(りみ)さん。東京都出身で、中学生をターゲットにするファッション誌「nicola」で専属モデルをしている。
■18代目の今回は凛美 歴代には永野芽郁や清原果耶も
応援マネージャーは2005年度の堀北真希さんから始まり、凛美さんは18代目となる。歴代の顔ぶれを見ると、人気女優が並んでいる。
【2005年度】堀北真希
【2006年度】新垣結衣
【2007年度】北乃きい
【2008年度】逢沢りな
【2009年度】川島海荷
【2010年度】広瀬アリス
【2011年度】川口春奈
【2012年度】大野いと
【2013年度】松井愛莉
【2014年度】広瀬すず
【2015年度】永野芽郁
【2016年度】大友花恋
【2017年度】高橋ひかる
【2018年度】清原果耶
【2019年度】森七菜
【2020年度】本田望結
【2021年度】茅島みずき
【2022年度】凛美
■広瀬アリス起用の大会は得点王がエスパルスに入団
静岡県からは、2010年度に静岡市清水区出身の広瀬アリスさんが初めて起用された。当時、高校1年。応援マネージャー恒例となっているリフティングの回数は7回だった。
2010年度の大会では、兵庫・滝川第二が優勝した。8ゴールを記録して得点王に輝いたFW樋口寛規選手がチームをけん引した。樋口選手は卒業後、清水エスパルスに入団している(現在は福島ユナイテッド所属)。同期入団のGK櫛引正敏も選手権での活躍が評価され、青森山田からエスパルスに入った(現在はザスパクサツ群馬所属)。
この4年後、大役に抜擢されたのが広瀬すずさんだった。当時高校1年生で、リフティングは5回。石川・星稜が頂点に立ち、得点王が3得点で7人並ぶ異例の大会でした。
第101回高校サッカー選手権は31日に2回戦、1月2日に3回戦と進み、9日に決勝戦が予定されている。
(SHIZUOKA Life編集部)