静岡県が始める割引はダイビングなどアクティビティ・体験が対象

■1月23日から開始　体験・アクティビティ最大50％オフ

旅行閑散期のシーズンの需要を喚起しようと、国が全国旅行支援を実施する中、静岡県が独自の割り引きを始める。陶芸やダイビングなど体験・アクティビティを対象に、最大50％オフ。1月23日から受付をスタートする。

静岡県が新たに始める独自の観光促進事業は「冬もワクワク！ふじのくに静岡の体験　最大半額キャンペーン」。県内で実施されているパラグライダー、ダイビング、シーカヤック、レンタサイクルといったアクティビティや、陶芸、ガラス工芸、そば打ち、釣りなどの体験で割引きを受けられる。

割引額の上限は1人1回5000円で、最大50％オフ。静岡県民だけではなく、全国の旅行者が対象となる。利用方法はインターネット予約サイト「アソビュー！」に掲載される対象プランを予約する際、クーポンを選択して発行する。以下が手順となっている。

①「プラン一覧」から利用したい体験・アクティビティを選択し、利用日・開始時間・人数を選択して予約。

②予約画面の「クーポンを利用する」欄にある当キャンペーンを選択。

③クーポン適用料金を確認して予約。

陶芸やガラス工芸などの体験も最大50％オフ

■食をテーマにした県独自の割引も　全国旅行支援と併用可能

予約受付は1月23日午後1時から開始し、期間は2月28日まで。ただし、予算額は1000万円で、予算に達した時点で割引きは終了となる。

静岡県では1月13日から食をテーマにした宿泊割引事業を実施している。地元の食材を生かした食事を提供する宿泊プランを10％オフにする内容で、2月末まで全国からの旅行者が対象。インターネット予約サイトの「じゃらん」、「楽天トラベル」の2社からクーポンを発行する。

この食をテーマにした割引きは、国が進めている全国旅行支援との併用も可能としている。新型コロナウイルスの新規感染者数や死者数は増加傾向にあるが、国は今春からインフルエンザと同じ「5類」への引き下げる方針を固めた。国も県も、旅行閑散期の1、2月に需要を喚起する取り組みを積極的に進めている。

（SHIZUOKA Life編集部）