2023/02/01
JR東海が人気ゲーム「桃鉄」とコラボ 静岡県は8つの観光地が対象 豪華賞品も
■駅や周辺観光地 11都府県の110カ所が対象スポット
駅や観光地がゲームの世界と融合する。JR東海が、桃鉄の愛称で親しまれる人気ゲーム「桃太郎電鉄」とコラボした。実際の駅や観光地を巡りながらゲーム上で資産を増やし、資産上位10人や目標到達者にはプレゼントを準備している。
シリーズ化されている人気ゲーム「桃鉄」はプレーヤーが鉄道会社の社長となり、サイコロを振って全国を回りながら資産を増やしていく。ゲーム展開を左右するキャラクター貧乏神や種類豊富なカードが特徴。駅のマスに止まると、その土地ならではの物件を購入できる。
JR東海が1月30日から開始したゲームは「まるで桃鉄 by JR東海 乗って回して億万長者」。子どもから大人まで幅広く知られている「桃鉄」とコラボした。
ゲームの参加料は無料で、1人でも複数人でも遊べる。スマートフォンでJR東海の特設サイトにアクセスし、位置情報を活用して楽しむ。JR東海の一部の駅や周辺の観光地でルーレットを回したり、指定された目的地を訪れたりすると、資産が増え、お役立ちカードも得られる。
プレーヤーが巡る場所は東京駅や大阪城など、11都府県の計110カ所(駅69カ所、駅周辺スポット41カ所)。静岡県内の駅周辺観光地は以下の8カ所が対象になっている。
・来宮神社(熱海市)
・三嶋大社(三島市)
・ふじのくに田子の浦みなと公園(富士市)
・清水魚市場 河岸の市(静岡市)
・駿府城公園(静岡市)
・蓬莱橋(島田市)
・掛川城(掛川市)
・浜松城公園(浜松市)
■資産上位10人に6万円のギフト券 特定の順位にもオリジナルギフト
ゲームは3月31日までの期間限定で、開催終了時点で資産額の上位10人にJR東海ホテルズギフトカード6万円分が贈られる。また、資産700位を対象にした「N700S賞」といった特定の順位100人には「まるで桃鉄」オリジナルギフトセット、資産3億円に到達した先着6000人には飲料など、様々なプレゼントを用意。
「桃鉄」は1988年にファミコン向けに第1作目が発売され、30年以上にわたって親しまれている。「Nintendo Switch」向けに発売中の「桃太郎電鉄~昭和 平成 令和も定番!~」は累計350万本を販売。JR東海は人気ゲームとのコラボで鉄道利用者を増やす狙いがある。
(SHIZUOKA Life編集部)