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2023/04/02

山梨学院が山梨県初のセンバツ制覇 都道府県別優勝回数トップ5は?静岡は9位

山梨学院の優勝で幕を閉じた第95回選抜高校野球

■静岡は4回優勝で9位タイ 直近は2007年の常葉菊川

第95回選抜高校野球は山梨学院が山梨代表として初優勝を飾って幕を下ろした。これで、センバツを制した都道府県は29となった。今大会ベスト4に残った他の3校は優勝経験があり、いずれの府県も優勝回数でトップ5に入っている。静岡県は通算4回で9位タイとなっている。

 

都道府県別のセンバツ優勝回数は、大阪府が12回で最も多い。次いで、愛知県の11回、神奈川県の7回。4位は兵庫県で6回、5位は東京都、広島県、和歌山県、徳島県が5回で並んでいる。

 

静岡県は4回で9位タイとなっている。直近はDeNAの田中健二朗投手を擁した2007年の常葉大菊川(現:常葉大菊川)。48年ぶりの東海対決の決勝となった大垣日大を6-5で下した。

 

この時、田中投手とバッテリーを組んでいたのが、現在チームを率いる石岡諒哉監督だった。常葉大菊川は今回、10年ぶり5回目のセンバツ出場を果たしたが、初戦で専大松戸(千葉)に0-3で敗れている。

今大会は静岡県から常葉大菊川が出場

■静岡県勢初優勝は1950年の韮山 1952年の静岡商は全試合完封

静岡県の高校で初めてセンバツを制したのは1950年の第22回大会だった。決勝で高知商業(高知)を4-1で下して初出場で頂点に立った。

 

その2年後に優勝したのが静岡商業。鳴門(徳島)との決勝に2-0で勝利するなど、エース田所善治郎投手が4試合全てで完封した。静岡商業は2度目のセンバツだった。

 

県勢3度目の優勝は1978年の第50回大会。決勝は福井商(福井)に2-0。決勝を含む5試合全て3点差以内の接戦を勝ち抜いた。

 

高校別の優勝回数では、東邦(愛知)が5回で最多となっている。2位タイは大阪桐蔭(大阪)と中京大中京(愛知)の4回。4位の3回は横浜や東海大相模(神奈川)、PL学園(大阪)、広陵(広島)など、6校が並んでいる。今回のセンバツ出場校では、報徳学園(兵庫)、高松商業(香川)、沖縄尚学(沖縄)が2回の優勝経験がある。

 

今大会で山梨学院が山梨県代表として初優勝を果たし、センバツの頂点に立った都道府県は29に増えた。最近では昨年、近江が滋賀県勢初優勝に王手をかけたが、決勝で大阪桐蔭に敗れている。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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