2023/04/22
大型連休の東海道新幹線ピークはいつ? すでに一部で満席 お得な利用法も
■ピークは下り5月3日、上り6日 3日午前は満席や混雑
JR東海が、ゴールデンウィーク期間中の東海道新幹線の指定席予約状況を発表した。下りは5月3日、上りは6日がピークと予想されている。すでに、一部の時間帯では満席に近い状況となっており、JR東海は早めの予約を呼び掛けている。
間もなくゴールデンウィークが始まる。JR東海は、4月28日から5月7日までの東海道新幹線の予約状況を公表。指定席365万席のうち、13日時点で110万席が予約済みとなっている。昨年の同じ時期と比べて、57%増加している。
予約のピークは大阪方面に向かう下りが5月3日、東京方面に向かう上りが5月6日と予想されている。静岡駅では、下りが3日午前に発着するひかりとこだまに混雑が見られる。上りは3日午前に発車するひかりが混雑している。その他の日時は、上下線とも席に余裕があるという。
東京駅、名古屋駅、新大阪駅では、3日午前ののぞみとひかりは多くが、すでに満席か残りわずかとなっている。こだまも混雑している。その他の日時には空きがある。
一方、在来線の特急は指定席21万席のうち、4万席の予約が入っている。昨年のゴールデンウィーク期間より56%の増加となっている。
■1日ずらせば600円お得 子連れに安心な専用車両も
今年のゴールデンウィーク期間は4月28日から5月7日となっており、繁忙期に区分されるこの期間は指定席特急券が通常より400円プラスされる。仮に乗車日を4月28日から閑散期の4月27日に1日前倒しすると、通常より200円安くなる。つまり、600円お得に利用できる。
ゴールデンウィーク期間は、東京-新大阪間の一部ののぞみで「お子さま連れ専用車両」も毎日、運行される。この車両利用者は全員が子連れのため、「子どもが泣いたらどうしよう」といった心配がない。大人1人と小学生以下1人から申し込み可能で、出発日の前日まで販売している。大人のみ、子どものみは利用できない。
新幹線の利用状況は新型コロナウイルス感染拡大前の水準には戻っていないものの、回復傾向にある。JR東海は「確実にお座りいただける指定席をお早めに予約の上、行楽や帰省にご利用ください。また、予約ピーク日をはじめ、一部の時間帯では各駅で混雑が予想されるので、日時をずらしての利用もご検討ください」と呼び掛けている。
(SHIZUOKA Life編集部)