■7月3日に沼津市で棋聖戦第3局　藤井聡太7冠と佐々木大地7段対局

藤井聡太7冠は勝負飯とスイーツに何を選ぶのか。将棋の棋聖戦第3局が7月3日に静岡県沼津市で行われる。対局するのは藤井聡太7冠と佐々木大地7段。当日の昼食に2人が食べるメニューと手土産のスイーツの候補が決まった。

勝負の行方に加えて注目される棋士の昼食。今回は沼津市民が選んだ89店舗97メニューの中から、和食・洋食・中華、3つの部門から計6つの候補が選ばれた。6月5日から2週間行われた応募で上位6つに入ったメニューで、応募総数は428件に上った。

両棋士の“勝負飯”を応募で決めた理由について、沼津市の担当者は「沼津市での開催を記念し、歓迎の機運醸成とにぎわい創出の観点から企画しました」と説明した。

昼食候補には以下の6つのメニューが選ばれた。対局前日の7月2日に両棋士に対して、市民が勧める理由と店舗からのメッセージを記したメニューの写真を提示し選んでもらう予定になっている。

※写真は全て沼津市教育委員会提供

【和食部門】

・山正丼（山正）

・アジフライ定食（沼津港あした葉 踊りあじ専門店）

・近海握り寿司（沼津魚がし鮨）

【洋食部門】

・黒毛和牛ステーキ重（和ダイニング安吉）

・カツハヤシ（千楽 北口店）

【中華部門】

・餃子ライス（餃子の店 中央亭）

■手土産スイーツは86メニューから3つの候補決定

昼食に加えて、対局終了後に持ち帰ってもらう手土産も応募で3品の候補が決まった。77店舗86メニューの応募があったという。

・イタリアンロール（冨久屋）

・寿太郎蜜柑（御菓子処 雅心苑）

・石窯ラスク（石窯パン工房 しゃんぴによん）

対局当日には沼津リバーサイドホテルで大盤解説会、ららぽーと沼津でパブリックビューイングが予定されている。また、棋聖戦開催を記念して沼津市立高校書道部と市がコラボして作成した記念印やTシャツといったグッズが市役所7階文化振興課などで販売されている。

（SHIZUOKA Life編集部）