アオハルみかんソースが選べる静岡市の静岡池田店

■13日から期間限定でスタート　アオハルみかんソース

全国からファンが訪れる静岡県のチェーン店「げんこつハンバーグの炭焼きレストランさわやか」が、静岡市の4店舗限定で新たなハンバーグソースを加えた。インパクト十分な「アオハルみかんソース」。静岡市はみかんの生産が盛んで、温州みかんの代表「青島温州」の発祥の地としても知られている。

静岡県内で34店舗を展開する「さわやか」は県内外にリピーターが多く、週末は数時間待ちが当たり前の人気。今年のゴールデンウィークは6時間並ぶ店舗もあった。

「さわやか」の看板メニューと言えば、こぶしの形をした「げんこつハンバーグ」。ハンバーグソースはオニオンとデミグラスの2種類から選べるが、7月13日から静岡市内の4店舗限定でアオハルみかんが加わった。みかんをギュッと濃縮したソースの清涼感で、夏にピッタリの爽やかなソースになっている。

ネーミングのアオハルは青春を訓読みしたもの。静岡市にある静岡農業高校との交流をきっかけに、高校生が考えたレシピを基に県内のみかん生産者とソース製造会社が試作を重ねたという。

静岡市オリジナルの柑橘「スルガエレガント」

■全国有数のみかん生産地　静岡市にはオリジナル品種

静岡県は温暖な気候を生かして、県内各地でみかんが栽培されている。収穫量は和歌山県、愛媛県に次ぐ全国3位。12月に出荷される一般的な時期の「温州みかん」の収穫量は日本で最も多い。

静岡市も山間部を中心にみかんが生産され、温州みかんの代表「青島温州」の発祥地としても有名。他にも、甘夏の仲間「スルガエレガント」は静岡市オリジナルで、「はるみ」や「こん太」といった品種もブランド化が進められている。

静岡の名産・みかんと静岡県民のソウルフード・さわやかのハンバーグによるコラボ。アオハルみかんソースは数量限定で、静岡インター店、静岡池田店、静岡瀬名川店、新静岡セノバ店の4店舗のみで提供されている。

（SHIZUOKA Life編集部）