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2023/09/04

静岡市が不用品をオークション 出品者100%行政で安心 意外な一品や掘り出し物も

不用品をオークションに出品する静岡市

■全国1900の行政機関が参加 KSI官公庁オークション

静岡市が不用品をインターネットオークションで売却する。市有財産の有効活用が目的で、今回は複合機や体操のあん馬などが出品される。オークションには法人、個人を問わず誰でも参加できる。

 

静岡市が不用品を出品するのは「KSI官公庁オークション」。公有財産を売却するオークションで、全ての出品者が行政機関のため安心・安全を特徴にしている。全国約1900の行政機関が参加しているという。

 

KSI官公庁オークションには「インターネット公売」と「公有財産売却」の2種類がある。インターネット公売では、税金滞納者の差し押さえ財産を落札できる。自動車やバイク、不動産や時計といった高価なものも出品される。代金は滞納者の未納税金などの支払いに充てられる。

 

公有財産売却では、行政機関が所有する財産を落札できる。公用車や公有地、消防車や救急車のようなユニークなものから身近な事務用品まで、出品されるものは幅広い。代金は行政機関の歳入として活用される。

 

静岡市が今回出品するのは、複合機や無停電装置といった不用品17点。中には、体操で使うあん馬も最低売却価格1000円で出品される。オークションには法人、個人を問わず誰でも参加できる。9月19日までに参加を申し込み、10月10日が開札となっている。市が定めた最低売却価格を上回る最高金額で入札した人が落札者となる。

 

静岡市が過去に出品して落札されたものには、ガスクロマトグラフィー(落札価格:11万6102円)といった高額なものや、ピンク電話機(落札価格:120円)やなぞなぞパオくん(落札価格:1200円)などもある。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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