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2023/12/24

「どうする家康」完結しても熱い大河ドラマ館 イベント続々 年末年始も開館

浜松市にある大河ドラマ館

■12月26日は徳川家康の誕生日 24~26日は先着100人にミカン

NHK大河ドラマ「どうする家康」は完結した。ただ、静岡市と浜松市にある大河ドラマ館は、まだまだ熱い。特別展示やイルミネーションなど、ファンを楽しませる仕掛けが続いている。

 

12月26日は徳川家康の誕生日。静岡市の大河ドラマ館では26日までの3日間、来館者先着100人に毎日「家康手植のミカン」を配布する。

 

家康手植のミカンは、徳川家康が紀州(現在の和歌山県)から献上された鉢植えのミカンを駿府城の天守台近くに植えたとされている。鎌倉時代に中国から伝えられたミカンの一種で、強い香りと種のある小型の実が特徴。静岡の特産となっているミカンの起源を知る貴重なものとして、県の天然記念物に指定されている。

 

大河ドラマ館では、26日から新たな展示も加わる。徳川家康の大御所時代の衣装や晩年の家康を支えた阿茶局の衣装など、「どうする家康」の終盤を盛り上げた衣装や小道具が登場する。

 

年末年始も休まずに開館し、12月31日の午後11時から来年1月1日午前2時までの「年越し特別開館」は入館無料。特別なデザイン台紙にスタンプを押した来館記念証を全員にプレゼントするという。

 

■浜松市ではイルミネーション&4Kシアター特別上映

浜松市の大河ドラマ館も年末年始、休まずに開館している。12月17日に「どうする家康」出演者が点灯したイルミネーションを楽しめる。毎日午後4時から浜松出世パーク内で点灯。23日から来年1月14日までは、午後4時以降の入館料が半額(大人400円、小人200円に割引)となる。

 

また、館内の4Kシアターでは特別上映が予定されている。年末年始の期間、日によって上演する内容は異なる。12月30日と1月2日に予定されている「瀬名と家康~ふたりがもとめた理想の先に~」では、瀬名と家康が佐鳴湖で別れるシーンの撮影に際し、瀬名役の有村架純さんと家康役の松本潤さんはどのような思いを込めて演じたのかを明かしている。

 

浜松市の大河ドラマ館は11月25日に目標に掲げていた来館者50万人を達成した。静岡市は11月10日に来館者が20万人に達した。「どうする家康」は17日に最終回を迎えたが、2つの大河ドラマ館ではファンの来館を待っている。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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