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2024/02/18

2月23日は富士山の日 静岡と山梨でイベントや特典満載 無料で利用できる施設も

2月23日は「富士山の日」

■「富士山の日」 山梨県は1998年、静岡県は2009年に制定

2月23日は静岡県と山梨県が「富士山の日」と制定している。静岡県内では富士山にゆかりのある施設をはじめ、各地でイベントが開催される。入場料が無料になったり、来場者への特典を用意したりしている。

 

富士山の日は1998年に山梨県で制定され、静岡県でも2009年12月25日に条例が施行された。世界に誇るべき国民の財産であり、豊かな恵みをもたらしている富士山について理解と関心を深めることなどを目的としている。

 

静岡県では富士山の日、県立高校と一部の小・中学校が休校となっていた。ただ、現在は天皇誕生日で祝日となっている。小・中学校の休校は市町で足並みがそろわなかったが、川勝平太知事は「いずれ、天皇誕生日で祝日になる」と説明していたという。

 

県によると、富士山の日は県内各地でイベントが開催される。普段よりもお得に利用できる施設も多い。

富士急ハイランドから望む富士山(富士急ハイランド公式Instagramより)

■富士急ハイランドはフリーパス無料 総額229万円の賞品

富士宮市にある「富士山世界遺産センター」は通常300円の観覧料を無料にする。静岡県民以外も対象で年齢制限もない。富士市の「富士山こどもの国」では、公式LINEで友だち登録すると2月23日から25日までの3日間のうち1日で使用できる無料クーポンを入手できる。

 

富士山関連以外の施設では、河津町の体感型動物園「iZoo」は県内に住む小学生の入園を無料にする。富士宮市の「奇石博物館」は小学生から高校生まで入館無料。静岡市の「ふじのくに地球環境史ミュージアム」と島田市の「島田市博物館」は全ての来館者を無料とする。

 

山梨県富士吉田市の「富士急ハイランド」では、2月23日の「富士山の日」と4年に1度だけ訪れる29日の「富士急の日」の2日限定でフリーパスを無料とする。対象は幼児、小学生、シニア(65歳以上)。23日から29日までの期間は総額229万円分の豪華賞品が当たるクイズラリーや、来場者プレゼントも予定している。

 

「富士山の『日』祭り実行委員会」では、富士山の標高にちなんで3776個のおにぎりを山梨県と静岡県で無料配布する。山梨県の会場は富士山世界遺産センター、新倉山浅間公園、道の駅富士吉田など32か所。静岡県は御殿場市のセルバ御殿場古沢店の1か所となっている。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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