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2024/05/11

高速道路に話題のジムオープン 1号店に静岡市の日本平PA 2つのメリットが決め手

日本平PAのチョコザップには14台のトレーニングマシン

■日本平PAに「チョコザップ」 高速道路の店舗は初めて

コンビニジム「chocoZAP(チョコザップ)」が5月10日、静岡市にある東名高速道路の日本平パーキングエリア(PA)上りに高速道路1号店をオープンした。会員以外でも利用可能で、8月9日まではキャンペーン価格となっている。数ある高速道路のパーキングエリアやサービスエリアの中から、日本平PAが選ばれたのは2つの理由があった。

 

【写真】高速道路1号店 日本平PAにオープンしたチョコザップ

 

チョコザップはトレーニングウェアや運動シューズ不要で、着替えをせずに運動できる気軽さを特徴としている。月額2980円の料金も一般的なフィットネスジムより格安。さらに、セルフネイルやマッサージチェアといったサービスも利用できることが話題となっている。

 

チョコザップは全国に店舗を増やしているが、高速道路としては初めて東名高速の日本平PA上りに新しい店舗をオープンした。トレッドミルやチェストプレスといったトレーニングマシーン14台のほか、ピラティスやゴルフ練習ブース、マッサージチェアなどを備えている。

 

通常は会員登録が必要だが、日本平PAの店舗は1回880円で会員以外も利用できる。8月9日まではオープン記念キャンペーンとして550円に割引きしている。チョコザップの有料会員は会員QRコードをかざせば無料で利用可能。24時間営業となっている。

トレーニングマシンの他にマッサージチェアやゴルフ練習ブースも

■東名高速の“中間地点”+近隣住民も利用可能な立地

日本平PAを管轄する中日本高速(NEXCO中日本)によると、チョコザップを運営するライザップグループから「中日本高速が管轄するSAかPAにチョコザップを出店したい」という要望があった。高速道路1号店に日本平PAが選ばれたのは店舗を設けるスペースがあったことに加えて、主に2つのメリットがあったという。担当者が説明する。

 

「東京と名古屋を結ぶ東名高速道路という一番交通量の多い路線の中間地点に位置していること。それから、高速道路のお客さまだけでなく日本平PA周辺には人家が多く、近隣地域のお客さまにもご利用いただける立地であったことから、第1号店として出店することになりました」

 

パーキングエリアのフィットネスジムは運転で疲れた体のリフレッシュや運動不足の解消につながる。日本平PAの上りは一般道から歩いては入れる「ぷらっとパーク」になっているため、高速道路や車を使わない人もPAに立ち寄れる特徴もある。

 

コンビニジムは、パーキングエリアに飲食や買い物以外の価値を加えることができるのか。中日本高速の担当者は「チョコザップは短時間利用で運動ができるので、SA・PAでの休憩の際にもご利用いただきやすいものと考えています。また、日本平PAは周辺に住宅地もございますので、近隣住民の皆さまにも習慣的に運動できる場としてお気軽にご活用いただきたいと考えております」と期待を寄せた。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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