■わく鉄スタンプラリー　7月12日から9月23日まで開催

夏休みにもピッタリのイベントが始まった。JR東海は東海道新幹線開業60周年を記念して、7月12日から9月23日まで「わく鉄スタンプラリー」を開催する。新幹線に乗って沿線の施設を訪れてスタンプを獲得すると、ドクターイエローの体験乗車イベントや一般初公開の「リニア・ターミナル駅（品川）工事現場ツアー」などが当たる。

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「わく鉄スタンプラリー」は東海道新幹線に乗って獲得できる「新幹線スタンプ」と沿線の施設などを訪れると得られる「スポットスタンプ」を集めるデジタルスタンプラリーとなっている。東海道沿線の鉄道にゆかりのある施設をめぐり、東海道新幹線の歴史や沿線地域の魅力を楽しみながら学べるという。

イベントの参加希望者は事前にアカウント登録し、対象スポットを訪れてクイズに正解するとスタンプを獲得できる。アカウント登録は無料。新幹線スタンプは「東京駅～静岡駅」、「静岡駅～名古屋駅」、「名古屋駅～新大阪駅」が対象となっており、走行中に位置情報を取得してクイズスタートをタップする。

スポットスタンプの対象は首都圏、静岡、中部、関西と4つエリアで計16か所設けられている。各スポットでクイズに回答してスタンプを集める。静岡エリアは「修善寺　虹の郷」、「がくてつ機関車ひろば」、「KADODE OOIGAWA」、「天竜浜名湖鉄道　天浜線天竜二俣駅」の4か所が対象となっている。

来年1月で運行を終了するドクターイエロー

■リニア・ターミナル駅は初の一般公開　ドクターイエロー体験乗車は狭き門

集めたスタンプの数によって、貴重な体験ができる特典が当たる。新幹線スタンプ4個以上＆スポットスタンプ3個以上の「リニア・ターミナル駅賞」は、今まさに工事が進められているリニア・ターミナル駅（品川）の現場ツアーが90組180人にあたる。一般に公開されるのは初めてだという。ツアー開催日は10月12日から14日までとなっている。

新幹線スタンプ6個以上＆スポットスタンプ3個以上の「超電導リニア賞」は、リニアに乗って時速500キロを体験できる。抽選で10組20人。開催日は10月23日となる。

新幹線スタンプ6個以上＆スポットスタンプ4個以上の「ドクターイエロー賞」は、来年1月に運行を終了するドクターイエローに体験乗車できる。ドクターイエローの体験乗車イベントは昨夏、倍率が約190倍に上った。今回も応募が殺到し、5組10人は狭き門になると予想される。開催日は10月中旬を予定している。

「わく鉄スタンプラリー」の応募期間は9月23日まで。参加に関する詳細はJR東海のホームページに記載されている。

（SHIZUOKA Life編集部）