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2024/12/08

伊豆のバス停留所にカフェオープン 看板はバウムクーヘン 食べ歩きメニューも充実

テイクアウト商品「バム焼き」

■12月19日オープン バス乗り場「修善寺温泉」にカフェ「MatoKa」

静岡県伊豆市にあるバス乗り場「修善寺温泉」にバウムクーヘンカフェ「MatoKa(マトカ)」が12月19日オープンする。店内で一息つけるイートインスペースに加えて、食べ歩きしたい観光客向けのテイクアウトメニューも準備。商品のコンセプトには「旅する大人のおやつ」を掲げている。

 

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首都圏を中心に観光地として人気の高い修善寺の玄関口となるバス乗り場「修善寺温泉」に、バウムクーヘン工房を併設するカフェがオープンする。バスの待合スペースもリニューアルされる。

 

修善寺は伊豆を代表する観光地で、修禅寺や竹林の小径などを目当てに国内外から観光客が訪れる。その観光客を迎え入れるのが築43年のバス乗り場「修善寺温泉」。趣がありながらも待合スペースやトイレの老朽化が課題となっていた。

 

そこで、小田急グループの東海自動車が「修善寺温泉」を一新した。ホッと一息つく憩いの場「止まり“木”」のような存在を目指し、「木のケーキ」と直訳されるバウムクーヘンの店を始める。

 

バウムクーヘンの味を左右する卵は、地元にある「伊豆鶏業」の新鮮で旨味と甘みが濃い卵を使用する。そして、工房を併設しているからこそ実現可能となる生地がふんわりして旨味が凝縮されたバウムクーヘンを提供する。

修善寺の梅をイメージした「紅白梅」

■食べ歩きにピッタリ テイクアウトメニューも充実

メニューも充実している。テイクアウトメニューはバウムクーヘンで小倉ホイップを挟んだどら焼き風の「バム焼き(500円、以下全て税込)」とカットしたバウムクーヘンにみたらしのたれをかけた「みたらしバウム(500円)」の2種類。イートインは、表面をキャラメリゼしたブリュレ風のバウムクーヘン「琥珀(700円)」など3種類となっている。

 

片手でも食べやすい包装商品は全6種類ある。カットしたバウムクーヘンの上に修善寺の梅をイメージしたホワイトチョコとドライイチゴを乗せた「紅白梅(500円)」や竹に降る雪を表現した抹茶とホワイトチョコをコーティングした「雪竹(500円)」といった見た目も楽しめるラインナップをそろえた。

 

商品はイートインスペースのほか、テイクアウトでも提供している。飲み物はコーヒーや紅茶や伊豆の梅シロップを使った梅ドリンク、さらにクラフトビールなどのアルコール類も用意している。商品全体のコンセプトに掲げるのは「旅する大人のおやつ」。日常生活を離れ、旅先で心に寄り添って思い出を彩る商品を届けたい思いを込めているという。

 

店名の「マトカ」は、看板商品としているバウムクーヘンの円形に由来する。かつて「円」は「まとか」と読まれていたという。穏やかや安らかという意味を持つ言葉通り、市民や観光客が安らげる場所を目指す。

 

「MatoKa(マトカ)」の場所は伊豆市修善寺809-1。屋内と屋外に、それぞれ12席を設けている。営業時間は午前9時半から午後4時半。不定休となっている。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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