2025/02/06
専門家が選出 冷凍食品の最高金賞4品 静岡市の「贅沢かき揚げ」は満場一致
■静岡市の望仙が販売 「贅沢桜えびかき揚げ」が最高金賞
一般社団法人「未来の食卓」が「第1回 日本全国!ご当地冷凍食品大賞2024-2025」を実施している。専門家による審査の結果、金賞や特別賞などが決まった。最高金賞には4つが選ばれ、そのうちの1つに静岡市の企業が発売する商品も入った。
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「日本全国!ご当地冷凍食品大賞」は昨年9月から12月までの募集期間に全国から集まった冷凍食品から、72品の優れた商品が決まった。そこから6人の専門家による審査を経て、最高金賞4品、金賞5品などの各賞が決定した。
最高金賞は味、ストーリー性、パッケージやデザイン、創造性において全審査員が高く評価した商品で、静岡県からは静岡市清水区の望仙が販売する「贅沢桜えびかき揚げ」が入った。地元で水揚げされる希少なサクラエビをたっぷり使ったかき揚げで、満場一致で最高金賞に選ばれた。
独自製法によって、本格的なかき揚げを容器のままレンジで温めるだけで食べられるという。サクサクの食感は熟練した職人の技術の賜物。そのまま食べても丼にしても、そばやうどんに乗せても楽しめる。
贅沢桜えびかき揚げに加えて、以下の3品が最高金賞に選ばれた。この4品の中から、2月19日にグランプリが選出される。
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静岡市清水区にある望仙の「贅沢桜えびかき揚げ」(公式HPより)
【CHEESE WONDER】
北海道にあるユートピアアグリカルチャーが販売するチーズケーキ。お菓子をつくるために始めた放牧事業。自社牧場で育てた放牧牛乳と卵を使った発明品。
【讃岐すき焼うどん】
香川県のうどん本陣山田家が販売。高松のうどんの名店「うどん本陣山田家」がプライドをかけた冷凍うどん。味もボリュームも満足でき、パッケージにもこだわっている。
【凍天(しみてん)】
福島県にあるキノシタコーポレーションが販売する福島県民のソウルフード。東日本大震災で一度は消滅の危機に陥りながら奇跡の復活を遂げた。
金賞には群馬県のスタイルブレッドが販売する「はじめてパンセット(8種26個入り)など5品が入った。静岡県からは他に、焼津市にある昭和ミートの「天神屋監修 元祖たぬきむすび」が優秀賞に選ばれた。
審査員は冷凍食品マイスターで冷凍食品PR連盟専務理事のタケムラダイさんが代表に就き、ミシュラン1つ星のシェフで季句「鈴なり」の店主・村田明彦さんやスーパーエコごはん研究家・桃世真弓さんら計6人が務めている。
(SHIZUOKA Life編集部)