生活に新しい一色
一歩踏み出す生き方
静岡のニュース・情報サイト

検索

情報募集

menu

2025/03/25

週末は行列の人気 “静岡市でしか味わえない丼”解禁 晴れた日のランチ限定

■しらす漁が解禁 用宗港の漁港直営店で「生しらす丼」

全国有数の水揚げ量を誇る静岡市の用宗港で、しらす漁が解禁された。その日水揚げされたしらすをふんだんに盛り付けた「生しらす丼」は鮮度抜群で、漁協直営店は週末になると行列ができる人気だ。

 

【写真で見る】静岡の元人気アナが紹介 静岡市のお気に入りスポット

 

今シーズンのしらす漁が解禁され、3月21日に用宗港から漁船が出港して初競りも行われた。しらす漁は来年1月14日まで予定されており、この期間中は静岡市内の飲食店などで生しらすを使ったメニューが登場する。

 

中でも、新鮮なしらすを味わえることで有名な店が「どんぶりハウス」。用宗港にある漁協直営店で、獲れたばかりの新鮮なしらすを提供している。その鮮度と味は漁協直営ならではと言える。

 

どんぶりハウスの一押しメニューは「生しらす丼」。その日に水揚げされた生しらすが、丼のご飯が見えなくなるほど盛り付けられている。価格も800円とコストパフォーマンスが高い。

 

他にも、生でも食べられるしらすをぜいたくに釜揚げした「釜揚げしらす丼(800円)」や生しらすとマグロの二色丼「用宗丼(1000円)」などのメニューもそろえている。

 

用宗港近くのジェラート店「LA PALETTE」では、釜揚げしらすを使ったメニューを提供している。ヨーグルト味のジェラートに釜揚げしらすを練り込み、ほんのりとしらすの味わいを感じられる。

水揚げされたばかりのしらすをふんだんに盛りつけた「生しらす丼」

■用宗のしらすは“日本一” 独自の漁法で高い鮮度

用宗で水揚げされるしらすが“日本一”とも言われる理由は独自漁法にある。しらすは鮮度が命のため、用宗港では網を曳く手船と運搬船で役割を分担して最高の状態で水揚げできるようにしている。3隻1組でしらす漁を行い、2隻で網を曳き、残りの1隻が獲れたばかりのしらすを船上で氷漬けにして港まで運ぶ。

 

そして、しらすが港に到着次第、競りが始まる。鮮度を保つ工夫が品質の高さにつながっているという。漁場と港の市場が近い点にも恵まれている。

 

どんぶりハウス(静岡市駿河区用宗2-18-1)は東海道線のJR用宗駅から徒歩10分。営業時間は午前11時から午後2時まで。漁に出られない雨天時は定休日となっている。

 

SHIZUOKA Life編集部)

関連記事