2022/11/10
日本では月1回以下が今では2日に1回 インド在住の元静岡アナがハマる本場のカレー
■静岡のテレビ局でニュースキャスター 赤間優美子さんは結婚してインドで生活
前回のコラムで、結婚を機にインドで生活していると明かした、静岡県のテレビ局でニュースキャスターをしていた赤間優美子さん。今回のコラムでは、インド暮らしを知人や友人に伝えると、ほぼ100%質問される「カレー」について語る。日本にいる頃は月1回以下だった頻度が、本場インドでは2日に1回も食べるようになったという。
前回のコラムでお伝えしましたが、1月に結婚して、今はインドで暮らしています。夫が仕事をしている平日は、語学学校に通って英語を勉強しています。英語から離れて長い期間が経っているので苦戦していますが、勉強する新鮮さも感じています。
土日は夫と映画を見たり、バドミントンをしたりしています。夫が仕事の時は、1人で出かける時もあります。
インドで生活していることを知人や友人に伝えると、真っ先に話題になるのが「カレー」。インドのカレーはたくさんの種類がありますが、大体が日本よりもクリーミーでスパイシーなのが特徴です。油を多く使っているので、インドに来たばかりの頃は、お腹に良くないと思って避けていました。前回お話したように、私はインド到着直後に痛い目にあっているので、食べ物には慎重になっていました。
■雰囲気は日本のイタリア料理店 カレーはランチで約1200円
でも、一度食べたら気に入って、今では2日に1回食べるまでになりました。特に良く食べるのは、バターチキンやホウレンソウのカレーです。日本にいる頃は、カレーを口にするのは月に1回あるかどうかでした。自分でも驚く頻度です。
インドには、日本食や韓国料理、イタリアンやタイ料理など、あらゆるジャンルの飲食店が揃っています。たくさんの選択肢がある中でカレーを選ぶほど、好きになっています。
インド料理店は、日本にあるイタリア料理店のような雰囲気のところも多いんです。日本でカレーを食べるよりも値段が高い店もたくさんあります。日本円に換算すると、ランチで1200円くらい。ライスより薄いクレープみたいなパンと一緒に食べています。
インド人はイメージ通り、毎日カレーという人もほとんどです。夫の職場は朝、昼、晩と食事が出るんですが、ほぼ毎食カレーが提供されているそうです。
自宅でカレーを作る時もあります。その時は、日本から持ってきたルウを使って日本流のカレーを作っています。インドのカレーとは違ったおいしさや懐かしさを感じます。
インドに行く前は、ここまでの頻度でカレーを食べるとは思っていませんでした。でも、本場の味を知って、インドの人たちが毎日食べるのも納得しています。味がしっかりしているのに飽きが来ないですし、食べた翌日や2日後に、もう体がカレーを求めている感覚です。
インドカレーの営業みたいになってしまいましたが、日本ではそんなにカレーを食べなかった私がはまるくらいおいしいです。
<プロフィール>
赤間優美子(あかま・ゆみこ)。神戸市出身。2014年に静岡朝日テレビにアナウンサーとして入社、夕方の情報ワイド「とびっきり!しずおか」で気象コーナーを担当。その後は4年間「県内ニュース」のキャスター。事件事故の取材や中継、選挙や台風の特番のMCも務める。また、時事ネタを中心に街頭インタビューで1000人以上の声を聞き、原稿執筆やVTR制作にも従事。そのほか、朝日放送の「朝だ!生です 旅サラダ」の中継コーナー、 静岡朝日テレビ開局40周年記念特別番組「池上彰と学ぶ なるほど!富士山7つの秘密」などに出演。