2022/11/20
「どうする家康」の松本潤が静岡市と浜松市でイベント 徳川家康ゆかり静岡県2つの都市
■来年1月8日に出陣式とパブリックビューイング 無料で観覧
静岡市は、タレントの松本潤さんらNHKの大河ドラマ「どうする家康」に出演するキャストが参加するイベントを開催すると発表した。来年1月8日に、静岡市と浜松市、愛知県の岡崎市を巡回する。抽選に当たれば、出演者のトークショーなどを無料で観覧できる。
イベントには「どうする家康」に出演する松本潤さん、山田裕貴さん、杉野遥亮さんが出席し、天野ひろゆきさんがMCを務める。初回放送日に合わせて来年1月8日に、静岡市、浜松市、岡崎市を回るという。
静岡市でのイベントは午前11時から正午まで、グランシップで出演者のトークショーが予定されている。定員は3300人。午後4時半から7時半までは、静岡市民文化会館でパブリックビューイングが開催される。いずれも、無料で参加可能。希望者多数の場合は抽選となる。
静岡市の田辺信宏市長はイベント開催を喜び、次のようにコメントしている。
「東海地方から日本を元気にしたいという思いを関係者が共にしたことで実現しました。令和の家康公、松本潤さんが3つの都市を訪れてくださるのをきっかけに、全国の皆様にも静岡市の魅力に触れていただき、家康公が愛したように静岡市を何度も訪れ、自然、歴史、食などをお楽しみいただきたいと思います」
■家康と縁が深い駿府城と浜松城 再建されて観光地に
静岡市と徳川家康には深い縁がある。家康は幼年期、壮年期、晩年と3度、静岡市の中心市街地で過ごした。そのうち、壮年期と晩年は駿府城を拠点にしていた。現在の静岡市役所や静岡県庁の近い駿府城は、1635年の火災によって大半が焼失。現在は巽櫓や坤櫓が再建され、一般公開されている。
家康は8歳から、桶狭間の戦いで今川義元が18歳まで今川家の人質となり、駿府城で過ごしたと言われている。その後、生誕の地である岡崎市に戻り、浜松城へ移った。
家康は29歳から45歳まで浜松城で過ごし、天下統一の礎を築いた。家康の後を継いだ歴代城主も江戸幕府の要職に次々と就いたため、浜松城は「出世城」とも呼ばれている。
浜松城は1958年に天守閣、2014年に天守門が建てられた。天守曲輪一帯に荒く組まれた「野面積み」の石垣は、ほぼ戦国時代のまま残っている。他にも元城町東照宮や浜松八幡宮など、浜松城付近には家康ゆかりの場所が多い。
浜松市でも静岡市同様、出陣式が行われる。時間は午後2時45分からで、場所は浜松出世パーク。定員は3000人で、応募多数の場合は抽選となる。午後4時45分からはアクトシティ浜松でパブリックビューイングが予定されている。
イベントの申し込み期間は、静岡市も浜松市もは11月21日から12月12日までとなっている。
【静岡市イベント】
①出陣式
(日時)2023年1月8日(日)午前11時~正午
(場所)グランシップ
(定員)3300人(全席指定、無料)
(内容)出演者トークショーなど
②パブリックビューイング
(日時)2023年1月8日(日)午後4時半~7時半
(場所)静岡市民文化会館
(定員)1000人(全席指定、無料)
(内容)岡崎会場との中継など
【浜松市イベント】
①出陣式
(日時)2023年1月8日(日)午後2時45分~3時15分
(場所)浜松出世パーク
(定員)3000人(立ち見、無料)
(内容)出演者トークショーなど
②パブリックビューイング
(日時)2023年1月8日(日)午後4時45分~7時半
(場所)アクトシティ浜松
(定員)1000人(無料)
(内容)岡崎会場との中継など
(SHIZUOKA Life編集部)