2023/01/25
エスパルスとジュビロがリーグ戦開幕前に対決 今年で最後のマスコット総選挙始まる
■計56のマスコットが出馬 パルちゃんはマニフェスト発表
シーズン開幕前のプライドをかけた戦いが始まった。クラブマスコットのナンバーワンを決める「Jリーグマスコット総選挙2023」の投票がスタート。今年で最後となる総選挙には、J1からJ3までのクラブとJリーグのマスコット、計56の候補者が出馬。清水エスパルスの「パルちゃん」、ジュビロ磐田の「ジュビロくん」ともに過去最高成績を狙い、清き一票を呼び掛けている。
今年もシーズン開幕前の熱い戦いが幕を開けた。11回目を迎えた「マスコット総選挙」。清水エスパルスのマスコット「パルちゃん」も出馬を表明した。
「今年も出馬します!みんなの後押しで僕を過去最高順位4位以上に押し上げてください。負けられない戦いは、ここにもある」
マニフェストも公開した。トップ10に入ったら、新グッズの発売とホームゲームで「パルちゃんデー」の開催を約束。さらに、昨年の5位を上回った時はパルちゃんデーで、パルちゃんショーと写真撮影会。そして優勝すれば、優勝パレードと優勝報告会を開くという。
パルちゃんは、エスパルスとサポーターの架け橋になる願いを込め、「友達(パル)」の語源から名付けられた。耳の羽は現代版羽衣で、フィールドを素早く飛び回る選手の姿を象徴している。
自分の性格を「落ち着きがなく、ついつい張り切ってしまう」と分析し、子どもの頃の夢はサッカー選手かお笑い芸人だった。サッカー以外には缶蹴りが好きで「五輪種目だったら、今頃は日本代表だった」と自信を見せる。
■ジュビロくんは人気上昇中 昨年は過去最高の6位
一方、ジュビロのマスコット「ジュビロくん」も最後の総選挙に気合いが入っている。昨年は過去最高の6位。2013年の34位からスタートして、2年後は36位まで順位を落とした。しかし、2018年に初めて20位以内になると、2021年は12位とぐんぐん順位を上げて、トップ5が見える位置までたどり着いた。
「去年は僕もびっくり&うれしかったに。みんなのおかげで順位がどんどん上がっていって、自信も付いてきて。今回は夢のトップ5に入りたい!」
勢いに乗るジュビロくんは、ライバルのパルちゃんより上位を狙う。公約も色々と考えていくという。
静岡県の県鳥「サンコウチョウ」をモチーフとしているジュビロくんの性格は、底抜けに明るくて情熱的。スピーディーでトリッキーな動きがチャームポイントで、何でもトライすることを特技にしている。
■強敵揃いの総選挙 投票は2月3日午後6時まで
昨年の「マスコット総選挙」は、横浜F・マリノスの「マリノス君」が初の頂点に立った。2020年には、マリノス君の甥っ子「マリノスケ」が優勝した。
他にも、パルちゃんやジュビロくんの強敵になるとみられるマスコットがいる。名古屋グランパス「グランパスくん」は2019年に連覇を達成。昨年2位のV・ファーレン長崎「ヴィヴィくん」は、2021年に2度目の優勝を果たしている。
総選挙の投票は23日に始まり、2月3日午後6時までとなっている。詳細は以下の通り。
【投票期間】
1月23日午後1時~2月3日午後6時
【中間発表】
1月30日、Jリーグ公式SNSなどで発表
【結果発表】
31~56位:2月8日
11~30位:2月9日
4~10位:2月10日
1~3位:調整中
【投票方法】
Jリーグ公式Twitterアカウントの当該ツイートをリツイート。1アカウントで1票となる。
(SHIZUOKA Life編集部)