2023/03/16
重厚で華やか1カット972円 人気店で徳川家康のタルト 静岡と浜松で先行発売
■静岡市に本社「キルフェボン」 新作は家康と徳川四天王イメージ
静岡市に本社を置くフルーツタルト専門店「キルフェボン」が、徳川家康にちなんだ新作「漆黒の甲冑と徳川四天王のタルト」を販売する。静岡と浜松で18日から先行販売し、4月1日からは全国の店舗に並ぶ。
重厚さと華やかさを併せ持つタルトは存在感を放つ。キルフェボンの新作タルトは、タレント松本潤さんが主演するNHK大河ドラマ「どうする家康」で注目が高まっている徳川家康や徳川四天王をイメージした。
徳川四天王とは家康に仕えた井伊直政、酒井忠次、榊原康政、本多忠勝、4人の戦国武将を指す。家康が人質になった若い頃から忠義を尽くし、4人の存在なくして江戸幕府の開設は果たせなかったと指摘されるほど重要な役割を担ったと言われている。
新作タルトはほろ苦いココア風味の生地に重厚感のあるチョコレートクリームを重ね、一面をソースでコーティングして金箔を飾っている。そこに、キルフェボンの特徴ともいえるみずみずしいフルーツを組み合わせた。
■3月18日に静岡と浜松で先行販売 4月1日から全国展開
家康の漆黒と金の甲冑を煌びやかなチョコレートソースと金箔、徳川四天王のイメージカラーをフルーツで表現したという。濃厚なチョコレートの味わいと、さわやかなフルーツのおいしさが調和する。
キルフェボンが店舗を展開する静岡市と浜松市は、徳川家康との縁が深い。「どうする家康」をきっかけに、家康のまちをPRして誘客につなげようと力を入れている。東京や神奈川、大阪や福岡など全国で10店舗を展開する人気店の新作は、家康への関心を一層高めそうだ。
新作「漆黒の甲冑と徳川四天王のタルト」は18日から静岡と浜松の2店舗で先行販売される。その後、4月1日から5月31日までは全店舗に並ぶ。価格は1ピース972円、25センチのホール1万1664円(ともに税込み)となっている。
(SHIZUOKA Life編集部)