昨夏は静岡市で初めて開催された「C4 LAN」

■4月28から静岡市で「C4 LAN 2023 SPRING」開催

熱狂が帰ってくる。ゲーム持ち込み型パーティー「C4 LAN 2023 SPRING」が4月、静岡市のツインメッセ静岡で開催される。48時間オールナイトでゲームを楽しむイベントで、来場者は7年間で5倍に増えている。

2016年に初めて開催された「C4 LAN」は、参加者が個々にゲーム機を持って会場に集まり、48時間ぶっ通しで遊び倒すイベント。持ち込むものは家庭用ゲーム機やパソコンだけではなく、ボードゲームなど何でも構わない。ジャンルやコミュニティの垣根を超えて、ゲームを共通言語にして同じ空間を共有する。

日本でも最近、「eスポーツ」という言葉を耳にする機会が増えたように、ゲームの熱は高まっている。優勝賞金が1億円を超える大会も開催され、テレビ局を退社してeスポーツに活躍の場を求めるアナウンサーもいる。静岡県内の高校でもeスポーツ部が増え、プロチームもできている。

「LAN」とは「Local Area Network」の略で、LANパーティーは世界各国で開催されている。その歴史は30年以上とも言われ、「C4 LAN」は2016年に初めて開かれた。2020、2021年は新型コロナウイルス感染拡大により開催が見送られたが、昨夏に再開。初めて静岡市が会場となった。

来場者は7年間で5倍に増えた「C4 LAN」

■会場にはボードゲームエリア、ローカルブースなど様々

そして、再び静岡市のツインメッセを会場に4月28日からの開催が決まった。参加者は電源とネットワークが使用できる席で、思う存分ゲームを楽しめる。日頃磨いたテクニックを競い合ったり、会場に用意されたステージのイベント企画を持ち込んだり、遊び方は多岐に渡る。さらに、会場では小、中学生を対象にしたゲーム大会、20種類以上のボードゲームで遊べるエリア、静岡の飲食店や企業が出展するローカルブースなども用意される。

「C4 LAN」の注目度は年々高まっており、2016年に324人だった来場者は昨夏に過去最多の1500人まで増えた。今回は5000人以上を目標に掲げている。イベントの詳細やチケットの購入は「C4 LAN」の公式ホームページで案内している。

（SHIZUOKA Life編集部）