2023/03/20
どうする家康効果!? 静岡市の印象トップ10発表 東京都民にイメージ調査
■「徳川家康は静岡市ゆかりの武将」 都民の認知度20ポイント増
静岡市が、東京都民1000人を対象にした静岡市のイメージ調査の結果を発表した。市は1月にグランドオープンした静岡市歴史博物館や、放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」関連のPRによって関心が高まっていると分析している。
静岡市は2016年から毎年2月、静岡市の印象を東京都民に問うアンケートを実施している。今年度は2月15日から3日間、20代から50代の男女1038人(各519人)にインターネットで調査した。
アンケート結果によると、「徳川家康が静岡市ゆかりの武将であることを知っている」と回答した人は、「知っている」と「聞いたことがある」を合わせて52%と半数を超えた。前年のより20ポイント以上増加。市は「歴史博物館や大河ドラマ館開館に向け、昨年より実施してきたPRが功を奏し、徳川家康と静岡市の歴史に関心が集まっている」と分析した。
静岡市は徳川家康が人生の約3分の1を過ごした地で、駿府城、臨済寺、久能算東照宮など市内各地にゆかりの場所がある。また、市は今年1月に歴史博物館や大河ドラマ館をオープンし、家康のまちをPRしている。
■静岡市の印象 1位はお茶 2位は富士山 3位は…
徳川家康が静岡市ゆかりの武将であることの認知度は高まっているとした静岡市だが、市のイメージは大きく変わっていない。「静岡市の印象」を問う質問(複数回答)でトップ10に入った家康関連は、198票で9位となった駿府城のみ。駿府城は前回の2021年度は11位、2020年度が10位(207票)だった。今回のトップ10は以下のようになっている。
①お茶(941票)
②富士山(854票)
③ちびまる子ちゃん(397票)
④静岡おでん(389票)
⑤みかん(337票)
⑥桜えび(283票)
⑦清水エスパルス(272票)
⑧わさび(268票)
⑨駿府城(198票)
⑩しらす(193票)
ランキングは3年間で、ほとんど変動していない。1~4位は全く同じで、5位以下も順位がいくつか入れ替わっただけ。今回は清水港がトップ10から漏れた。
(SHIZUOKA Life編集部)