2023/03/27
トップ10に静岡から3つ 東日本と西日本の1位は? 遊園地・テーマパークランキング
■静岡トップは伊豆ぐらんぱる公園 東日本で3位
マスク着用といった新型コロナウイルス感染拡大による制限が大幅に緩和され、行楽地にはにぎわいが戻ってきた。子どもたちが春休みを迎える今の時期は、遊園地やテーマパークに出掛ける家族は多い。全国のレジャー施設の入場予約サイト「アソビュー!」のランキングは、サイトの会員が昨年出掛けた回数の多い施設のランキングを発表。東日本のトップ10に、静岡県の施設が3つ入った。
アソビュー!は全国各地のレジャー施設をお得に予約できるサイトで、会員を対象にしたアンケートも実施している。サイトで掲載している全国114か所の施設の中で、会員が昨年出掛けた回数の多かった遊園地・テーマパークを東日本と西日本に分けて1位から10位までランキングをつけた。
東日本の1位は埼玉県にある「西武園ゆうえんち」だった。昭和の世界をコンセプトにして、2021年にリニューアルオープン。門をくぐると昭和にタイムスリップしたような空間が広がる。商店街や駄菓子屋、リアル脱出ゲームなど高い関心を集めている。この時期は花見、冬はイルミネーションというように季節によって開催されるイベントも人気となっている。
静岡県の施設はトップ10に3つの施設が入った。3位は伊東市にある「伊豆ぐらんぱる公園」。日本初の体験型イルミネーションが全国的にも有名だ。イルミネーションは冬のイメージだが、土日は、ほぼ1年中開催している。
アトラクションも充実している。木製で箱状のブロックでつくられている国内初の船型立体迷路「KAiZOKU」や、滑車を使って180メートルのワイヤーロープを時速30キロで滑り下りる「ジップライン~風KAZE~」。さらに、透明な巨大風船に入って水の上を歩く体験ができる「ウォーターバルーン」などオリジナリティにあふれている。犬と一緒に楽しめるアトラクションやレストランがあるのも人気の理由となっている。
■東日本の4位と7位も静岡県の施設 西日本1位は大阪府
4位に入ったのは伊東市の「伊豆シャボテン動物公園」。園内には世界各国1500種類のサボテンや多肉植物が展示されている。冬季限定「元祖カピバラの露天風呂」で知られているが、その他にもレッサーパンダやカンガルーなど約140種類の動物がいる。日本初の「アニマルボートツアーズ」をはじめ、動物に餌やおやつを食べさせる体験やアニマルショーもあり、1日過ごせる。
7位は浜松市の「浜名湖パルパル」。0歳から大人まで楽しめる施設をうたい、約25種類のアトラクションがある。人気アニメのキャラクターによるステージショーや、週や月替わりのイベントも子どもたちを喜ばせている。パレオやパーラといった施設のキャラクターはアンパンマンで有名な漫画家やなせたかしさんがデザインしている。
西日本のランキングでは、大阪府の「ひらかたパーク」が1位となった。東日本と西日本のトップ10は以下の通り。
<東日本>
①西武園ゆうえんち(埼玉)
②東京サマーランド(東京)
③伊豆ぐらんぱる公園(静岡)
④伊豆シャボテン動物公園(静岡)
⑤東京ジョイポリス(東京)
⑥ムーミンバレーパーク(埼玉)
⑦浜名湖パルパル(静岡)
⑧さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト(神奈川)
⑨千葉こどもの国キッズダム(千葉)
⑩那須ハイランドパーク(栃木)
<西日本>
①ひらかたパーク(大阪)
②鈴鹿サーキット(三重)
③日本モンキーパーク(愛知)
④東条湖おもちゃ王国(兵庫)
⑤東映太泰映画村(京都)
⑥グリーンランド(熊本)
⑦サファリリゾート姫路セントラルパーク(兵庫)
⑧淡路ファームパーク イングランドの丘(兵庫)
⑨おきなわワールド(沖縄)
⑩南知多ビーチランド&南知多おもちゃ王国(愛知)
今回のアンケートは昨年1月1日から12月31日に実施された。エリア分けは、中部地方のうち山梨県、長野県、静岡県を東日本。新潟県、富山県、石川県、福井県、岐阜県、愛知県を西日本として集計している。
(SHIZUOKA Life編集部)