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2023/04/16

健康と美容の効果期待 温泉総選挙リフレッシュ部門4連覇 温泉天国・静岡県の穴場

JR焼津駅南口前にある足湯

■リフレッシュ部門1位 海と富士山臨む焼津温泉

静岡県には長年愛されている名湯から、近年発見された新しい温泉地まで各地に特徴のある温泉がある。伊豆を中心に浜松市や静岡市の山間部などが温泉地として有名だが、海産物で知られる焼津市も見逃せない。全国の温泉を対象にした人気投票「温泉総選挙」のリフレッシュ部門で、4年連続1位を獲得している。

 

マグロやカツオをはじめとする水産業を基幹産業としている焼津市。焼津漁港の昨年の水揚げ金額は504億円で、7年連続日本一となった。

 

その焼津市で、新たな観光資源となっているのが温泉。天然温泉「焼津温泉」が、「温泉総選挙2022」のリフレッシュ部門で4連覇を果たした。温泉総選挙は温泉地を活性化させようと官民一体で取り組むプロジェクトの一環で、エントリーしている全国の温泉に誰でも投票できる。

 

リフレッシュ部門は絶景を楽しめる露天風呂など、自然との一体感を楽しめる温泉地が対象となっている。焼津温泉は海や富士山を望む露天風呂が高く評価された。焼津温泉に続く2位は北海道遠別町の旭温泉、3位は東京都檜原村の数馬の湯だった。

 

焼津温泉は2021年、やいづ黒潮温泉から名称を変更した。地下1500メートル、約1900万年前の地層「女神層」から湧き出しており、温泉成分が豊富で良質だという。

焼津温泉を楽しめる足湯は無料で利用可能

■健康と美容に効果期待 焼津駅前に無料の足湯

海水濃度の半分ほどの塩分を含む塩化物泉で肌に優しい弱アルカリ性の湯は、保湿効果が高く湯冷めしにくい特徴がある。疲労回復や冷え性、神経痛の改善に効果があるとされている。

 

焼津市によると、焼津温泉を楽しめる施設はホテルアンビア松風閣など市内に10か所ある。中でも手軽なのはJR焼津駅南口前の足湯。駅を出ると目の前に設置されており、午前9時半から午後4時まで(7月1日~9月30日は午後5時まで)誰でも無料で利用できる。

 

マグロやカツオ、サクラエビといった豊富な海の幸を堪能し、健康と美容の効果が期待できる焼津温泉にのんびりと浸かる。港町・焼津市への旅は、日頃の疲れを癒す贅沢な時間となるだろう。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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