浜松まつりの象徴となっている凧揚げ合戦

■凧揚げや御殿屋台　4年ぶりに通常開催

浜松市が最もにぎわう浜松まつりが5月3日に開幕する。5日まで3日間予定されており、最終日にはNHK大河ドラマ「どうする家康」で主演するタレント松本潤さんが「家康公騎馬武者行列」に参加する。騎馬武者行列、凧揚げ、御殿屋台の会場では時間によって交通規制が敷かれるため、浜松まつりに行く人も行かない人も市内で行動する場合は知っておきたい。

浜松まつりは浜松市最大のイベントで、5月3日から5日まで開催される。今年は4年ぶりに凧揚げの糸切り合戦、中心市街地の御殿屋台の引き回しや練りが復活する。

新型コロナウイルス感染拡大前は3日間で約180万人が訪れているだけに、まつり会場や周辺では混雑が予想される。浜松市は以下の日時に車両の通行を規制する。

●凧揚げ会場周辺

5月3、4、5日　午前9時～午後4時

●御殿屋台引き回し（浜松市中心部）

5月3、4日　午後5時～9時

●家康公騎馬武者行列（浜松市中心部）

5月5日　午前11時～午後7時：パレードコース

5月5日　午後1時～午後5時：周辺エリア

浜松まつり交通規制（浜松市HP）

2102_1.pdf (city.hamamatsu.shizuoka.jp)

■まつり参加者も来場者も飲酒禁止

今回はまつり最終日に、どうする家康で徳川家康役を演じる松本潤さんらによる「家康公騎馬武者行列」が予定されている。一般観覧者2万2000人に加えて、抽選に落ちた人たちも来場するとみられている。市は職員650人を配置し、民間警備員にも安全確保と誘導を依頼する。

5日は終日、「ショパンの丘」、「いこいの広場」、「音楽広場」への立ち入りを禁止する。高い場所から行列を見ようとする人が殺到し、事故が起きることを避けるためだという。

凧揚げや御殿屋台は新型コロナ前の姿が戻る浜松まつりだが、会場での飲酒は禁止されている。まつりの参加者に加えて、観光客ら全ての来場者に適用される。

（SHIZUOKA Life編集部）