団体バス旅行の定番となっている静岡市の三保松原

■団体バス旅行の割引き9月30日まで　静岡県独自の半額キャンペーンも

静岡県は全国旅行支援「今こそ　しずおか　元気旅」の延長を発表した。当初は6月いっぱいで終了の予定だったが、団体旅行に限定して9月末まで延長する。静岡県では7月中旬まで体験型アクティビティの料金を最大半額にする独自の取り組みも展開している。

長期化する新型コロナウイルス感染拡大により打撃を受けた観光地の支援を目的とした政府の全国旅行支援は繰り返し期間が延長され、今回の期限は6月30日となっている。個人旅行は予定通り6月末で終了となるが、静岡県では団体旅行の割引きが9月30日まで延長される。

割引きの対象となるのは貸し切りバスを利用した団体旅行。旅行会社を通じて対象のプランや宿泊先を予約する際に、割引が適用される。静岡県内の宿泊・日帰り旅行が2割引き（1人1泊最大5000円）となる。地域クーポンも、平日は1人1泊2000円、休日が1000円と今までと変わらない。

静岡県では7月14日まで、県独自の観光支援事業「夏もワクワク！ふじのくに静岡の体験　最大半額キャンペーン」も展開している。旅行閑散期の需要を喚起する狙いで、ダイビングやパラグライダー、そば打ちや陶芸といった体験型アクティビティの料金を最大半額（1人最大3000円）に割り引きする。ただし、飲食や物販など、アクティビティと直接関係のない料金は割引き対象外となっている。

「今こそ　しずおか　元気旅」も「夏もワクワク！ふじのくに静岡の体験　最大半額キャンペーン」も、予算が上限に達した時点で終了となる。個人旅行は6月末まで、団体バス旅行は9月末までが割引きの対象。体験型アクティビティの割引きと組み合わせると、さらにお得に休日を楽しめる。

（SHIZUOKA Life編集部）