のぞみは夏休み期間に一部車両が子連れ専用車両に

■8月10～20日に事前申し込み　のぞみの一部車両が対象

間もなく始まる夏休みに向けて旅行の計画を立てる家族も多い中、JR東海は一部の新幹線で「お子さま連れ専用車両」を設ける。設定日は8月10日から20日まで。1000円分の電子クーポンや人気アニメ「ポケットモンスター」のキャラクター、ピカチュウのサンバイザーもゲットできる。

JR東海は子どもと一緒に帰省や旅行する家族が周囲に気兼ねなく新幹線に乗れるよう、「お子さま連れ専用車両」を設定する。8月10日から20日までの「のぞみ12号車」が対象で、片道1日1～3本、計38本を予定している。1日3本設けられるのは混雑が予想される8月10～13日の下り、8月15～17日の上りで、昼間の時間帯となっている。

「お子さま連れ専用車両」はJR東海ツアーズの旅行商品として発売され、大人1人以上と小学生以下の子ども（乳幼児含む）1人以上からの申し込みとなる。6歳未満は席を利用しない場合は、席を使う時はこども料金が発生する。出発日前日まで発売される。

主な区間の料金は、東京・品川－名古屋が大人1人1万2100～1万2500円で子ども5550～5750円。東京・品川－新大阪は、それぞれ1万5520～1万5920円と7250～7450円となっている。代金は乗車日によって金額が異なる。

特典として、大人1人当たり1000円分（税込み）の電子クーポンが付く。新幹線の乗車駅や降車駅校内の東海キヨスクなど、指定の店舗で利用できる。新幹線の車内販売は対象外となっている。また、子どもにうれしい「ピカチュウサンバイザー（紙製）」もプレゼントされる。

今年の夏は新型コロナウイルス感染拡大による行動規制が緩和され、旅行意欲が高まっている。特に国内旅行の需要が増えると予想されており、気兼ねなく新幹線に乗りたい家族には「お子さま連れ専用車両」は選択肢となる。

（SHIZUOKA Life編集部）