2023/07/27
東海道新幹線お盆の混雑ピークはいつ? すでにほぼ満席の日時も 1日ずらせば割引き
■ピークの予想 下りは8月11日、上りは13日
JR東海は東海道新幹線のお盆期間の予約状況を公表した。予約のピークは下りが8月11日で、上りは13日。今のところ座席には余裕があるが、すでに一部の時間帯は満席に近い予約となっている。JR東海は混雑する日時を避けた利用を呼びかけ、日にちをずらすと割引きになるお得な利用法を勧めている。
JR東海によると、お盆期間(8月10~17日)の予約可能座席数は321万席で、7月26日現在、114万席が予約されている。昨年度比153%、新型コロナウイルス感染拡大前の2018年度比95%となっている。
今年のお盆期間のピークは下りが8月11日、上りは13日と予想している。静岡駅からの乗車は、11日午前の「ひかり」と「こだま」に混雑がみられる。その他の日時は予約状況にゆとりがある。上りは全体的に余裕がある。
東海道新幹線は、利用する日にちによって料金が変動する。お盆期間をずらして利用すると、指定席特急券が割引きになる。例えば、8月10日の利用を8日に、16日を17日に変更するなど、1~2日予定をずらすだけで片道400円お得になる。
■8月10~20日 子連れにオススメのサービス
また、お盆期間と重なる8月10日から20日は、子連れにオススメのサービスも展開する。東京―新大阪間の「のぞみ」の一部で「お子さま連れ専用車両」を1日数本、毎日運行する。出発日前日まで、JR東海ツアーズで販売している。
名古屋発着の在来線特急列車はお盆期間、18万席準備されている。そのうち、現時点で予約は5万席で、昨年度比165%となっている。8月11日午前に名古屋駅を発車する下りの「しらさぎ」に混雑がみられる以外は、席に余裕があるという。
新型コロナ感染拡大による行動制限が緩和され、今年のお盆期間は人の移動が活発になると予想されている。JR東海は「確実にお座りいただける指定席を早めにご予約の上、行楽や帰省にご利用ください。また、予約のピーク日をはじめとした一部の時間帯では各駅で混雑が予想されますので、日時をずらしての利用もご検討ください」と呼び掛けている。
(SHIZUOKA Life編集部)