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2023/08/05

お盆期間の高速道路 上りと下りの渋滞ピークは? 東京-静岡を1時間半短縮する方法も

お盆期間は渋滞が予想される東名高速道路

■最大45キロの渋滞 お盆期間で30キロ以上は5回と予測

NEXCO中日本が、お盆期間の高速道路の渋滞予測をまとめた。下り線は8月11日~13日、上り線は8月10日、12日から14日に渋滞が多発するとしている。渋滞のピーク時間を避けることで、東京から静岡間の移動を1時間半短縮することが可能だという。

 

NEXCO中日本は8月9日から16日までの期間で、高速道路が10キロ以上渋滞する回数を予測している。下り線の最多は11、12、13日の13回。11日は30キロ以上の渋滞も2回発生するという。上り線は14日が最多の16回で、そのうち2回は30キロ以上としている。12日と14日も多く、それぞれ14回と15回が予想されている。

 

特に長い渋滞は、以下の5つの日時と場所。ピーク時は最大45キロになるとみられる。

 

【下り】

①東名高速・秦野中井IC付近

45キロ/11日午前6

 

②中央自動車道・相模湖IC付近

45キロ/11日午前6

 

【上り】

③東名高速・綾瀬スマートIC付近

45キロ/13日午後5

30キロ/14日午後3

 

④中央自動車道・小仏トンネル付近

30キロ/13日午後3

 

⑤首都圏中央道路自動車道・八王子JCT付近

30キロ/10日午前8

 

■渋滞ピーク避けた移動を 東京-静岡で1時間半短縮

NEXCO中日本は移動時間を渋滞が予想される時間帯の前後にずらすなど、渋滞緩和の協力を呼び掛けている。下り坂でも同じ速度で走行したり、車線変更を控えたりすることでも渋滞の悪化を防げるという。

 

渋滞のピーク時間帯を避けると、所要時間が大幅に緩和されるケースもある。NEXCO中日本は昨年8月15日の祝日を例に、東名高速の上り線で静岡ICから東京ICまで移動した場合、静岡ICの通過時刻を午後4時から午前8時に変更したことで約1時間半の短縮につながったとしている。

 

他にも、東名高速上り線の足柄スマートICから横浜町田IC区間を走行する際、渋滞のピーク時は通常の3倍となる約2時間の所要時間をかかると指摘。ピーク時間が午後5時から9時までだった場合、正午より前に通過すると所要時間は45分だったという。

 

中央自動車道下り線の高井戸ICから相模湖ICも時間をずらすと、大幅に時間を短縮できる。ピーク時は通過に2時間15分かかるのに対し、数時間前後にすることで所要時間は35分になる。

 

高速道路は通常、土日祝日に休日割引が適用される。ただ、11日~13日は適用除外日となっている。NEXCO中日本は「お盆やゴールデンウィーク、年末年始は渋滞の激化を避けるため、休日割引を適用しない」と説明している。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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