スペシャルゲストで登場した渡部さん（右）はiZooの白輪園長（中央）とトーク

■静岡市で「レプタイルズショー」　スペシャルゲストで登場

静岡県は第2の故郷だった。お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建さんが6日、静岡市のツインメッセ静岡で開催された「ジャパンレプタイルズショー2023　Summer」のスペシャルゲストに招かれた。渡部さんは芸能活動を自粛していた期間にも、毎月のように静岡市を訪れていたという。

5、6日の2日間開催された「レプタイルズショー」は、世界の爬虫類が集う日本最大のイベントとして知られている。全国から100社以上の爬虫類の販売業者らが参加し、その場で爬虫類を購入できる。

イベントも盛りだくさんで、6日のスペシャルトークショーにはアンジャッシュの渡部さんがゲストで招かれた。立ち見も出るほど集まった人たちを前に、渡部さんは「すごい数ですね、ありがとうございます。何とか生きています」と登場した。

渡部さんは「爬虫類にも静岡県にも、渡部は関係がないんじゃないのかと批判されそうですが、爬虫類を含めて動物が好きですし、静岡は第2の故郷だと思っています」と力を込めた。芸能活動を自粛していた期間にも、再開発が進んでいる静岡市葵区の人宿町に月1回くらいの頻度で訪れていたという。

「人宿町のレストランで食に関するイベントを手伝っていました。家族でも人宿町に来ています。旅行で一番来ているのが静岡かもしれません」

クラフトビールの醸造所が併設する日帰り温泉施設「用宗みなと温泉」

■渡部さんオススメ　焼津のシラス丼とクラフトビール

食通で知られる渡部さんは、山の幸にも海の幸にも恵まれた静岡県がお気に入りだという。静岡のオススメグルメを問われると、静岡市駿河区の用宗を挙げた。

「用宗港のシラス丼。それから、醸造所のある温泉施設でクラフトビールも味わえます」

用宗の名物と言えば、生シラス丼。全国有数の水揚げ量で、生で食べられるほど鮮度が高い。週末になると県外からもシラスを目当てに訪れる人が多い。

クラフトビールの醸造所があるのは、日帰り天然温泉「用宗みなと温泉」。かつてはマグロの加工場だった建物をリノベーションしたデザイナーズ温泉で、富士山や用宗漁港の景色を楽しめる露天風呂やテラスがある。そして、クラフトビールを楽しめるビアバーが併設されている。

渡部さんは他にも、マグロやカツオで有名な焼津市で魚を買うこともあるという。全国的にも有名な「げんこつハンバーグの炭焼きレストランさわやか」や「サウナしきじ」といった“静岡の王道”も好きだという。

「静岡が第2の故郷」と発言すると、トークショーの司会者からは「静岡以外のまちでも同じことを言っているのではないですか？」と突っ込まれた渡部さん。「他では言っていません」と力強く否定した。グルメリポートの腕は芸能界でも屈指。静岡県の魅力を発信する番組に出演する日は遠くないかもしれない。

（間　淳／Jun Aida）