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2023/08/07

クセのあるゲストで話題の爬虫類ショー 今年は渡部建さん 350万円のカメを勧められて…

渡部さん(奥)はiZooの白輪園長(手前)らとトーク

■デヴィ夫人、江頭2:50さん、森泉さん 歴代のゲストは個性派

日本最大級の爬虫類展示即売会「ジャパンレプタイルズショー2023 Summer」が5、6日の2日間、静岡市のツインメッセ静岡で開催された。毎回、個性的なゲストによるトークショーも特徴の1つで、6日にはお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建さんが招かれた。「カメを飼ってみたい」と話す渡部さんが勧められたのは350万円のホウシャガメ。果たして購入したのか。

 

今年で21回目を迎えた「ジャパンレプタイルズショー」。全国から爬虫類の販売業者らが集まり、珍しい爬虫類もその場で購入できる日本最大級のイベントだ。爬虫類に興味を持ち始めた初心者からマニアまで幅広く楽しめる。

 

毎年、イベントを盛り上げるのはスペシャルゲスト。これまでに、デヴィ夫人や江頭2:50さん、森泉さんら個性的な面々が招かれている中、今年はアンジャッシュの渡部さんが抜擢された。渡部さんは過去のゲストの名前を聞くと、「攻めた人選ということは知っていました。ありがたい限りです」と会場を笑わせた。

 

渡部さんは動物が好きで、自宅では犬を3匹飼っている。最近まで、息子がヘラクレスオオカブトを飼育していた。そして、自身も息子もカメに興味があり「飼ってみたい」と話した。

トークショー会場は立ち見が出るほど盛況

■350万円のカメ購入勧められ「お金全然ないんだから」

そこで、渡部さんにオススメのカメとしてイベントの出店者が紹介したのは、絶滅危惧種の「ホウシャガメ」だった。ドーム状の甲羅と、甲羅に入った放射状の黄色い模様が特徴で、「世界で最も美しいカメ」とも呼ばれている。甲羅の模様は個体によって違う。

 

ホウシャガメを手に乗せた渡部さんは、その美しさに興味津々。首や手足を動かす姿に「かわいいですね」とうなった。レプタイルズショーでは、会場で爬虫類を買うゲストが過去にいたことから、渡部さんも購入を勧められた。希少なカメと聞いて恐る恐る値段を尋ねると、「350万円です」の回答。すかさず、「買えるか!お金が全然ないんだから」と予想通り購入には至らなかった。

 

渡部さんは司会者から、トークショー開始前に会場で販売されている爬虫類を“お忍び”で見て回ったことを明かされた。本人は忍んでいるつもりはなかったが、誰にも気づかれなかったという。「自粛期間でタレントオーラがゼロになってしまいました。ただ、目の前で色んな爬虫類を見られるのは楽しいです」。会場は準備した席が埋まり、床に座ったり、立ち見したりする人が出るほど大盛況となった。かつてのオーラは薄れてしまったかもしれないが、巧みな話術は健在だった。

 

(間 淳/Jun Aida

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