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2023/08/14

「天気予報は…」 東海道新幹線の名古屋―新大阪 台風で運転取りやめに賛否

台風に備えて15日の運行が大幅に変更となる東海道新幹線

■8月15日は名古屋-新大阪で終日運休 東京-名古屋は臨時ダイヤ

人の移動が活発になるお盆に大きな影響が出ている。JR東海は台風7号の接近に備え、15日は東海道新幹線の名古屋-新大阪間の運転を終日取りやめる。東京-名古屋間も大幅に本数を減らす。この判断に賛否両論が巻き起こっている。

 

強い台風7号は15日に紀伊半島に上陸すると予想されている。これに伴い、JR東海は15日の東海道新幹線の運行を変更する。

 

名古屋-新大阪間は始発から終電まで全てを運休にする。東京-名古屋間では通常より大幅に本数を減らした臨時ダイヤで運行する。臨時ダイヤは全ての列車が全席自由席となる。また、東京-名古屋間でも時間によっては強風や大雨が予想されており、長時間の運転見合わせが発生する可能性がある。

 

14日と16日は計画運休を予定していないが、気象状況や台風の被害などによって急きょ運転を見合わせる可能性があるという。JR東海は14~16日を避けた移動を呼び掛けている。

■「空振りでも仕方ない」、「判断早すぎ」 JR東海の判断に賛否

この判断に対しては賛否が交錯している。インターネット上では「万が一に備えて事前に対策を講じておけば混乱を最小限にとどめられる」、「予報が外れて何事もないかもしれないが、空振りで終わっても構わない」とJR東海の方針に理解を示すコメントがある。

 

一方、反対する声も少なくない。その理由としては「最近の天気予報は平時の天気すら当たらないことが多い。台風の予報もコロコロ変わって精度が低いので、終日の運転取りやめは判断が早すぎる」、「台風も線状降水帯も天気予報はほとんど当たらない。報道も不安をあおっているだけなので、JR東海には冷静に判断してほしい。天気予報はあらゆる可能性を指摘するのではなく、当たる確率が高い情報のみ伝えたり、当たる確率を示したりしてほしい」などの意見もあった。

 

なお、台風の影響で移動の予定を変える場合、手数料なしで切符の払い戻しや変更ができる。対象期間は8月7日から18日まで。乗車日のほか、乗車翌日から起算して1年以内に全国のJRの駅窓口に提出すれば、払い戻しの対応を受けられる。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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