新幹線では新たなサービス開始

■東海道、山陽、九州新幹線　10月1日から開始

JR東海は東海道、山陽、九州新幹線で、乗車日の1年前から指定席を予約できるサービスを10月1日からスタートする。例年混雑するお盆や年末年始も前もって席を確保できるようになる。また、インターネットを通じて予約すると、10月以降、旅行商品や駅の商業施設での買い物に使えるポイントが付く。

JR東海によると、対象となるのはネット予約＆チケットレス乗車サービス「エクスプレス予約」と「スマートEX」。これまでは1か月前からとしてた東海道、山陽、九州新幹線の指定席の予約が、1年前から予約可能となる。10月1日のサービス開始時点で、今年度の年末年始や来年のお盆の指定席も予約できる。

また、現在は午後11時から翌日の午前5時半までは手続きできないネット予約が、9月16日以降は24時間可能になる。JR東海の丹羽俊介社長は定例会見で「予定を立てやすくなるので、旅行でもビジネスでも便利になるサービス」と説明している。

ネット予約では10月1日から、乗車区間などによってポイントを付与するサービスも始まる。例えば、東京から新大阪の普通車指定席を片道で利用すると、1人あたり「エクスプレス予約」は83ポイント、「スマートEX」は41ポイントが付く。

このポイントは「EX旅先予約」や「EX旅パック」を購入する際、1ポイント1円で利用できる。他にも、駅の商業施設で食事や土産の購入にも使えるという。乗車に応じたポイントで普通車の指定席をグリーン車に変更するサービス「グリーンプログラム」は終了となる。

（SHIZUOKA Life編集部）