2022/07/25
今春フリーになった静岡県アナウンサーのコラム「うちやまのこばなし」スタート
■静岡県のテレビ局に11年間勤務 ニュース番組を担当した内山絵里加さん
静岡県のニュースや情報を発信する「SHIZUOKA Life」では、浜松市出身のフリーアナウンサー内山絵里加さんのコラムをスタートする。タイトルは「うちやまのこばなし」。内山さんが、これまでの経験や日々感じる何気ない小話をつづっていく。
みなさん、こんにちは。内山絵里加です。浜松市で生まれ、大学卒業後は11年間、SBS静岡放送でアナウンサーをしていました。うち10年間は、夕方のニュースに携わっていたので、”ニュースの人”のイメージが強いかもしれません。
そんな私がこの春、フリーアナウンサーになりまして、この度「コラム」というものを書かせていただくことになりました。まさか、しゃべること以外のお仕事をいただけるとは!これは、私の初挑戦でもあります。
でもコラムって、何を書けばよいのだろう?というのも、私はアナウンサーなのに昔から口下手でして、どれほど口下手かといえば幼稚園から小学校、高校の先生まで「よく人前で話す職業についたと思う」と口を揃えて言うほど。
■いつもメモ帳持参 「書くこと」で気持ちを浄化するアナログ人間!?
本来、私が幸せを感じる瞬間といえば月を見たり、なんとなく季節の匂いを感じたり、自分が忙しくしていても、辛い時もちゃんとちゃんと、季節が進んでいるんだと感じられた瞬間とか..とてもとても、地味なものです。
そして、いつだってそれを「書くこと」で気持ちを浄化してきた気がします。だから私は、ずっとずっとアナログ人間。手帳も、メモ帳も、常に何か書き記すものを持ち歩かないと、ソワソワしてしまいます。周囲の方からは「いつも何か書いているね」とよく言われます。
コラムでは、そんな何でもない私の毎日をつづって行けたらなと思います。私のひとりごとに、お付き合いください。
■「映え写真」撮影で友人とドライブ 年齢に勝てず……
さてさて。私は最近、丸一日お休みがありまして、久しぶりに親友と愛知県豊橋市の伊古部海岸へドライブに行きました。浜松からは40分くらい。そこで、「映え写真」なるものを撮ろう!となったのですが、なんせ今年34歳になる私と親友。体力がありません。
試行錯誤して、汗まみれになって生まれた奇跡の1枚が、冒頭の写真です。なかなか、爽やかに撮れていると思いませんか?いえいえ、もう、とんでもなく汗だくなのです。ほんとうは、海でも眺めてぼーっとのんびりするつもりが、映え写真の撮影で体力を失い、すぐに帰宅しました。笑
そんな経緯も含めて大好きな写真なわけですが、あれから世の中の「映え写真」の見方が変わりました。まさにあれは、努力の結晶。その裏側の涙ぐましい努力が透けて見える気がします。
コロナの先行きも不安ですが、この夏、みなさんも1シーンでも多くの素敵な思い出ができますように。きょうも、素敵な1日を重ねてください。
<プロフィール>
内山絵里加(うちやま・えりか)。1988年11月29日生まれ、浜松市出身。浜松日体高から青山学院に進学し、2011年にSBS静岡放送入社。夕方の報道・情報番組のメインキャスターや、ラジオ番組「内山絵里加のふくわうち」のパーソナリティを担当。2022年4月にフリーアナウンサーとして独立。ラジオ番組は現在も継続中。その他、司会やナレーションなど幅広く活動。