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2023/11/09

なぜ写真撮影の時に「チーズ」? 11月11日はチーズの日 人気タルト店は限定商品販売

11月11日は「チーズの日」

■6月1日もチーズの日 「ハイ、チーズ」の発祥はフランス

11月11日は「チーズの日」とされている。1992年に日本輸入チーズ普及協会とチーズ普及協議会が制定した。

 

チーズの歴史は長い。日本で現在のチーズに近い食べ物「酥(そ)」がつくられたのは1300年以上前。平安時代の「政事要略」に記録が残っている。日本最古のチーズ製造が確認されているのが700年10月だったことから、10月を新暦に置き換えた11月、さらに覚えやすいように11日をチーズの日に定めた。

 

11月11日に加えて、6月1日もチーズの日となっている。11月11日ほど知名度は高くないが、1951年からスタートと歴史は長い。制定したのは日本写真協会内の「写真の日制定委員会」。日本で初めて写真を撮影したのは1841年6月1日だったため、撮影の掛け声として一般的だった「チーズ」とかけて、チーズの日に決めたという。ただ、その後に日本初の写真撮影は1857年9月17日だったことが明らかになっている。

 

では、なぜ写真を撮る時に「チーズ」と声をかけるのか。その起源はフランスにあると言われている。フランスはカメラ発祥の地で、チーズの消費量が世界有数。チーズ好きのフランス人は「チーズ」と言われると自然に笑顔となることから、撮影の時に使われるようになった。これが米国など各国へ伝わっていった。日本では1963年に雪印のCMがきっかけとなって広がった。

キルフェボンが期間限定で販売している「葡萄とレアチーズのタルト~はちみつの香り~」

通年で販売されている定番「ブルターニュ産”ルガール”クリームチーズのタルト」

■静岡市本社の人気タルト店 チーズ使った期間限定商品販売

チーズの日に合わせて、日本や海外で様々なイベントが開催されている。静岡市に本社を置くフルーツタルト専門店「キルフェボン」では、チーズ本来の味わいを堪能できる2種類のタルトを期間限定で販売している。

 

「葡萄とレアチーズのタルト~はちみつの香り~」は、皮ごと楽しめるブドウと口どけがなめらかなレアチーズにハチミツを加えたクリームを組み合わせている。「洋梨とシェーブルチーズのタルト~オレンジ風味~」は、旬のみずみずしい洋梨と風味豊かなシェーブルのレアチーズを使っている。

 

定番商品として人気の「ブルターニュ産“ルガール”クリームチーズのタルト」は、フランスのブルターニュ地方の上質なチーズをふんだんに使い、じっくりと焼き上げたタルト。ミルクの豊かな風味とコク、まろやかな味わいを堪能できる。

 

「葡萄とレアチーズのタルト~はちみつの香り~」は1カット1026円で、12月20日までの販売。「洋梨とシェーブルチーズのタルト~オレンジ風味~」は1カット831円で11月30日まで店頭に並ぶ予定となっている。「ブルターニュ産“ルガール”クリームチーズのタルト」は1カット734円で通年販売されている。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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