2023/12/14
年末年始の東海道新幹線 ピークは下り12月29日、上り1月3日 すでに満席近い日時も
■「のぞみ」の利用に注意 年末年始は全席指定
JR東海が年末年始の東海道新幹線指定席予約状況を発表した。現時点で指定席に余裕はあるものの、すでに一部の時間帯では満席近くまで埋まっている。東海道新幹線のピークは下りが12月29日、上りが来年1月3日と予想されている。
JR東海は12月28日から来年1月4日までの年末年始期間に、東海道新幹線の指定席を379万席用意している。12月11日現在、指定席の予約は173万席とゆとりがある。ただ、12月29、30日の下りの「のぞみ」や「ひかり」、1月2、3日の上りの「のぞみ」や「ひかり」では、すでに混雑が始まっている。
東海道新幹線の混雑のピークは下りが12月29日、上りが1月3日とみられている。JR東海は早めの予約や、混雑が予想される日時を避けた利用を呼び掛けている。
今年度の年末年始で注意が必要なのは、「のぞみ」の利用。この期間の「のぞみ」は全席指定で運行する。指定席を1列車当たり、通常の約1.3倍に増やすという。自由席は設けられていないため、自由席特急券を持つ乗客は普通車のデッキなどで立って乗車することになる。
年末年始の指定席特急料金は通常と異なる。最繁忙期の12月29、30日と1月3、4日はプラス400円。繁忙期の12月28日と1月5日はプラス200円となっている。
子連れにオススメなのは「お子さま連れ専用車両」。12月25日から1月8日の期間(1月の下りを除いて1日片道1~2本)、東京から新大阪の一部の「のぞみ」で、12号車は小学生以下の子ども連れの利用者専用車両となる。出発前日までJR東海ツアーズで発売している。
また、名古屋発着の在来線特急は年末年始に18万席が準備されている。12月11日時点での予約は6万席。全体的に余裕はあるが、12月29、30日の午前に名古屋を発車する「しらさぎ」に混雑がみられる。
(SHIZUOKA Life編集部)