チョコザップのイメージ（RIZAPグループ提供）

■日本平PA上りに「チョコザップ」　5月頃オープン予定

静岡市に東名高速・日本平パーキングエリア（PA）に、手軽に利用できるコンビニジム「チョコザップ」がオープンする。チョコザップを運営するRIZAPと東名高速を管轄するNEXCO中日本などが連携協定を締結した。全国各地に店舗を構えるチョコザップが高速道路に出店されるのは初めてで、5月頃の開店を目指している。

チョコザップは簡単、便利、楽しいをコンセプトにしたジムで、2022年7月にスタートした。着替えや靴の履き替えをせずにそのまま利用できることや、月額2980円（税別）で24時間365日使い放題という手軽さが特徴。2023年11月14日時点で、全国に1160店舗まで増えている。

チョコザップはジム以外にも、セルフエステやネイル、ドリンクサービスやワークスペースを設ける独自性も打ち出している。会員数は101万人を突破し、国内のフィットネスジムで最も多いという。

東名高速上りの日本平PAの2階フロアに予定している店舗はトレーニングマシンのほか、マッサージチェアやゴルフ練習ブースなども置くという。既存の会員は会員QRコードで利用可能。非会員は1回800円（税別）で利用できる。

高速道路のPAに初出店する理由について、RIZAPは「高速道路を利用するお客さまや近隣住民の皆さんにリフレッシュの選択肢を増やし、運転の疲れの回復や運動不足の解消など、休憩の質の向上と健康増進に寄与するため」としている。物流の2024年問題による休憩や労働環境の改善などを見据え、全国にあるPAやサービスリア（SA）への出店も検討していくという。

日本平PAには「富士宮やきそば」や「浜松餃子」といった静岡県を代表するB級グルメを提供する食堂や、「安倍川もち」や「こっこ」など地元の名産を販売するショッピングコーナーが入っている。東名高速の利用者だけではなく、一般道からも入場できる。

（SHIZUOKA Life編集部）