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2024/03/15

日本を代表する写真家が撮影 松本潤さんの作品 浜松城で期間限定の展示

浜松城天守門で展示されている松本潤さんの写真

■「操上和美×松本潤 写真展示」 5月6日まで開催

昨年末まで放送されたNHK大河ドラマ「どうする家康」に主演した嵐・松本潤さんの写真が15日、浜松市の浜松城天守門で公開された。作品は日本を代表する写真家の1人、操上和美さんが撮影したもので、約1か月半の期間限定で展示される。

 

東京・六本木では今年1月21日まで、「どうする家康」で徳川家康役を演じた松本さんの展示会「JUN MATSUMOTO EXHIBITION 『PERSPECTIVE 一時をつなぐ眼差し―』」が開催された。その中の1枚が、3月15日から浜松城天守門でも展示された。

 

この写真は松本さんから「地元の皆さんにお喜びいただけたらうれしいです」と浜松市に無償で貸し出された。市は松本さんの提案に「本当ですか!」と驚いたという。そして、「どうする家康放送終了後も家康公ゆかりの地に寄り添い、地域を支援するお気持ちに感激しています。また、徳川家康公が天下人となる礎を築いた浜松で写真展ができることをうれしく思います」と感謝した。

 

松本さんは「どうする家康」を契機に度々、浜松市を訪れている。特に昨年5月、浜松まつりでの家康公騎馬武者行列は大きな話題となった。市は「どうする家康」や松本さんの存在が、浜松の認知度向上や魅力発信につながっていると感じている。

 

「どうする家康をきっかけに浜松を訪れる方が非常に増えました。三方ヶ原の戦いの古戦場の1つである犀ケ崖(さいががけ)や椿姫観音など、これまであまり知られていなかった史跡には、市外からの観光客だけではなく市民の皆さんも訪ねています。どうする家康の影響力やパワーを感じています」

 

ドラマと合わせてオープンした「浜松大河ドラマ館」には、目標の50万人を超える64万人が来館した。年間を通じて最も地域を沸かせ、人を動かした作品と地域を表彰する「ロケーションジャパン大賞」でも全国グランプリを獲得している。

 

今回の写真展も浜松を活性化する効果が期待される。浜松市は「より多くの皆さまにお越しいただき、市内の家康公ゆかりの地を巡っていただくなど、これまで以上に浜松の歴史や観光に興味をもっていただきたいと思います」とコメントした。「操上和美×松本潤 写真展示」は入場無料。5月6日まで浜松城天守門で開催されている。

 

(鈴木 梨沙/Risa Suzuki

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