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2024/04/12

地域のにぎわい創出と子どもも大人も楽しめる空間に賛同 地元企業や団体もサポート

■4月14日 青葉シンボルロードでイベント開催

地域貢献をキーワードに力を結集する。静岡市の青葉シンボルロードで4月14日、「フードフェスティバル&こどもフェスティバル」が開催される。子どもたちが保護者や友だちと一緒に楽しめるイベントを実現させるため、地元企業や団体が後押しする。

 

グルメや体験盛りだくさん 子どもも大人も楽しめるイベント

 

子どもも大人も、お腹も心も満たされるイベントをテーマに行われる「フードフェスティバル&こどもフェスティバル」には、地元企業などが地域貢献や日頃の感謝の思いを込めて協賛する。屋外イベントにぴったりな飲食の出店。射的や似顔絵といった友だちや家族と一緒に遊べる企画、キッズネイルや落書きせんべいなど小さな子どもでも楽しめる内容が盛りだくさんとなっている。

 

協賛企業の1つ、1918年創業の「電器堂」は浜松市に本社を置き、静岡市を含めて県内各地に営業拠点を構える。電気関連商品を扱う専門商社として、電気設備、太陽光発電システム、産業用システムの事業を展開。生活に不可欠な電気を通じて、県民の暮らしを支えている。

 

地域密着を掲げ、静岡市の発展も長年見守ってきた。温暖な気候や豊富な海産物。市街地にはにぎわいがあり、車を走らせれば海も山もある自然豊かな静岡市には、まだまだ魅力や可能性があると感じている。イベントをきっかけに「市内外の人たちに静岡市の良さを感じてもらいたいです」と期待する。

「フードフェスティバル&こどもフェスティバル」の会場となっている青葉シンボルロード

■イベントで中心市街地に活気 「出会いや交流生まれるチャンス」

静岡市にある「焼肉 七龍」は地域の触れ合い創出や活性化を目的に協賛を決めた。静岡市について「書いて字のごとく、静かで自然豊かな環境で住みやすい土地です。それでいて、静岡駅周辺は活気があり、歴史的に価値のある場所が多く、新しいものと古き良きものが混在して飽きのこないところが魅力です」と語る。

 

店のコンセプトは「食とエンターテインメントの融合」。味の追求だけではなく、高級感のある個室や特別な日を演出するデザートプレートなどで食事の空間も演出する。今回のイベントが食を通じて子どもからお年寄りまで楽しめる内容だったところに共感し「食の楽しみは年齢を問いません。皆さんにイベントを楽しんでほしいです。私たちも集いや憩いの場を提供するとともに、地域とのつながりを大切にしていきたいと思います」とコメントした。

 

静岡青葉ライオンズクラブも食や地域貢献を大事にしている。1974年に設立後、海岸清掃やスポーツ大会の開催といった地域に根差した活動を続けてきた。

 

フードバンクの取り組みも、その1つ。食品自体の安全は確保されているにもかかわらず、包装の破損や印字ミスが理由で市場に流せない商品を企業から集め、食べ物を必要としている家庭や団体に無償で寄付している。日本は食べ物に困っていない印象を持っている人は少なくないが、国内の子どもの貧困率は13.9%に上っている。

 

地域社会への貢献を掲げる理念と今回のイベント内容は重なる部分が多く、「友人、家族、職場の仲間と誰でも楽しめるイベントなので、多くの人が訪れて中心市街地がにぎわうことを期待しています。様々な企業や団体が携わっているので、静岡市の活性化につながる新たな出会いや交流が生まれるチャンスもあると思います」としている。

 

「フードフェスティバル&こどもフェスティバル」は青葉シンボルロードで、4月14日午前10時から午後5時まで実施される。屋台メシなど各種飲食のほか、子どもが楽しめる企画が多数予定されている。

 

SHIZUOKA Life編集部)

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