■下りは5月3日、上りは6日が混雑ピークと予想

JR東海が東海道新幹線の最新の予約状況を公表した。4月27日と5月3日の下りの「のぞみ」や「ひかり」を中心に、一部の新幹線がすでに満席となっている。4月26日から5月6日までのゴールデンウィーク期間、「のぞみ」は全席指定で運行する。

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JR東海によると、ゴールデンウィークの期間、東海道新幹線の指定席は487席準備している。混雑のピークは下りが5月3日、上りが5月6日と予想している。

25日に公表した最新の予約状況では、一部の日時で満席や座席が残りわずかとなっている。下りは4月27日午前が「のぞみ」と「ひかり」で、ほぼ満席。「こだま」も、空席は少ない。5月3日午前も「のぞみ」と「ひかり」の席は埋まり、「こだま」は残りわずかとなっている。

上りは4月27日午前の新大阪行きの「ひかり」のみ満席。その他、5月3日午前、5日午後、6日午前と午後の「のぞみ」と「ひかり」の一部で残り座席が少なくなっている。

下りも上りも、上記以外の日時は席に余裕がある。静岡駅発着の新幹線では、5月3日午前の「ひかり」が混雑するとみられるが、それ以外は空席がある。

■GW期間は料金400円増　前後にずらすと200円割引き

ゴールデンウィーク期間は東海道新幹線の金額が変わる。片道の大人料金が通常より400円アップ。一方、4月25日までの4日間と5月7日からの3日間は通常より200円安くなる。JR東海は「利用日を最繁忙期のゴールデンウィークから前後に少しずらしていただくことで、ゴールデンウィーク期間中に対して600円お得になります」と日程調整を勧めている。

ゴールデンウィークで注意が必要なのは、「のぞみ」の利用。通常は1～3号車が自由席だが、この期間は全席指定となる。1列車あたり普通車指定席を約1.3倍に増やし、多くの乗客が席に座れるようにする狙いがあるという。

（SHIZUOKA Life編集部）