2024/08/18
甲子園に負けない熱戦 中学軟式野球の日本一決める戦い開幕 静岡県代表が連覇狙う
■東海王者の東海大静岡翔洋中学 昨年は29年ぶり全国制覇
夏の甲子園で熱戦が続く中、中学軟式野球の日本一を決める戦いも始まる。「第46回全国中学校軟式野球大会」が8月19日、福井県で開幕。東海大会で優勝した静岡県の東海大静岡翔洋中学校は、2年連続の全国制覇を目指す。
【トーナメント表】中学軟式野球の日本一へ 東海大静岡翔洋は2回戦から登場
全国中学校軟式野球大会は、様々な競技が開催されている全国中学総体の軟式野球の頂点を決める大会。北海道、東北、関東、東海、北信越、近畿、中国、四国、九州の9つの地区を勝ち上がった25校が参加する。
東海地区からは東海大静岡翔洋中(静岡県)、津市立朝陽中(三重県)、岐阜市立長森中(岐阜県)の3校が出場する。静岡県大会を制した東海大静岡翔洋は東海大会でも投打がかみ合った。初戦で海星中学(三重県)に9-2で勝利。準決勝は長森中を3-0で下し、決勝は朝陽中を10-4で破った。
東海王者として全国の舞台に立つ東海大静岡翔洋中は1回戦がシードで、20日の2回戦から登場する。2回戦では、長岡市立宮内中(北信越・新潟県)と延岡学園尚学館中(九州・宮崎県)の勝者と対戦する。
東海大静岡翔洋中は昨夏、全国中学校軟式野球大会で29年ぶり2度目の頂点にたった。決勝では愛知県の大府北中に7-2で勝利。東海大会の決勝で敗れた相手に雪辱を果たした。静岡県勢としては、常葉大橘中以来、13年ぶりだった。
全国中学校軟式野球大会は19日に1回戦が行われ、23日に敦賀市総合運動公園野球場で決勝戦が予定されている。静岡市大会、静岡県大会、東海大会と無敗で全国大会への切符を手にした東海大静岡翔洋中。2年連続の全国制覇を狙う。
(SHIZUOKA Life編集部)