■楽しみは男女とも旅行がトップ　2位はテレビ・ドラマ

ソニー生命がシニアの生活意識調査を実施した。楽しみや夫婦観、この1年で買って良かった物や心に響いた曲などをランキングで発表。訪れて良かった場所には静岡県の熱海も選ばれた。

生活意識調査は12回目で、インターネットを通じて8月2、3日の2日間行われた。対象は50歳から79歳までの男女で、有効サンプルは1000人。結果を集計してランキング形式にまとめられている。

現在の楽しみを問う内容は男女とも「旅行」がトップだった。複数回答式で全体の45.3％を占めた。全体と男女別の上位5つは以下の通りとなっている。

【全体】

①旅行　45.3％

②テレビ・ドラマ　39.9％

③グルメ　28.1％

④映画　25.9％

⑤読書　22.3％

【男性】

①旅行　44.4％

②テレビ・ドラマ　35.2％

③映画　28.8％

④スポーツ　27.2％

⑤グルメ　26.0％

【女性】

①旅行　46.2％

②テレビ・ドラマ　44.6％

③グルメ　26.0％

④映画　23.0％

⑤音楽・楽器　22.8％

旅行と回答したシニアの旅費は昨年の調査から3000円増えて月平均3万2000円となった。この1年で「旅行して良かった」と回答した場所には東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパン、エスコンフィールドHOKKAIDOや鳥取砂丘などが挙げられている。東海エリアでは熱海、白川郷、伊勢神宮が選ばれた。

■この1年で心に響いた曲　1位は「ケセラセラ」　

この1年で買って良かった物の設問では、1位が「洋服」、2位は「スマートフォン・携帯電話」、3位が「靴」だった。回答は男女で違いが表れている。

【全体】

①洋服

②スマートフォン・携帯電話

③靴

④カバン

⑤キッチン用品

⑤パソコン

【男性】

①スマートフォン・携帯電話

②パソコン

③自動車

④エアコン・クーラー

⑤洋服

【女性】

①洋服

②カバン

③キッチン用品

④靴

⑤スマートフォン・携帯電話

この1年で心に響いた曲のランキングは全体トップがMrs.GREEN APPLEの「ケセラセラ」。男女ともに2位だった。男性の1位はYOASOBIの「アイドル」、女性は米津玄師の「さよーならまたいつか！」となっている。

【全体】

①ケセラセラ（GREEN APPLE）

②愛の讃歌（セリーヌ・ディオン）

③さよーならまたいつか！（米津玄師）

③アイドル（YOASOBI）

⑤栄光の架橋（ゆず）

⑤糸（中島みゆき）

男性と女性で回答に大きな差が表れたのは夫婦観だった。「老後も配偶者と一緒に暮らしたいか」との問いに対して「そう思う」と回答したのは男性が93％、女性は77％。「生まれ変わっても今の配偶者と結婚したい」の質問は、「そう思う」が男性72％、女性51％となった。

（SHIZUOKA Life編集部）