くふうハヤテの本拠地ちゅ～るスタジアム

■11月2、3日にちゅ〜るスタジアムで実施

プロ野球ウエスタン・リーグの「くふうハヤテベンチャーズ静岡」が11月、トライアウトを開催する。参入1年目は最下位と苦戦するチームの戦力アップを図る。

くふうハヤテは11月2、3日に静岡市にある本拠地「ちゅ～るスタジアム清水」でトライアウトを実施する。2日の1次テストは短距離走や遠投、体力測定や筆記試験を予定している。1次テストの合格者は3日に2次テストを受験する。

2次テストは投手がピッチングやシート打撃、野手はシートノックやシート打撃となっている。1次テスト受験前に書類選考が設けられており、通過者のみ2日のテストに進む。

応募資格は2025年4月1日時点で義務教育を修了した15歳以上の野球経験者。高校の野球部や大学の野球部に所属している選手は、来春卒業見込みで高野連や所属連盟へのプロ野球志望届を完了していること。NPBや独立リーグに在籍歴のある選手は自由契約を証明できる書面を提出できることが条件となっている。

くふうハヤテは昨年度、2度のトライアウトを開催している。昨年11月に実施した1回目は18歳から38歳まで96人が応募した。ともに前DeNAで常葉大菊川出身の田中健二朗投手や静岡高校出身の池谷蒼大投手らも参加した。

2回目は募集対象を投手に限定して2月24日に行った。実技テストではピッチングや遠投、ノックや体力測定などで能力を見極めた。

くふうハヤテは今シーズン、ここまで113試合で28勝77敗8分けでウエスタン・リーグの最下位に低迷している。2年目の飛躍へ新戦力の獲得は不可欠となっている。

（SHIZUOKA Life編集部）