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2024/09/23

静岡から新潟まで4県合同の“黄金ルート” 5日間で550キロのサイクリング

■静岡・山梨・長野・新潟で連携 「黄金KAIDOプロジェクト」の一環

静岡、山梨、長野、新潟の4県が合同で進めている観光誘客プロジェクト「黄金KAIDO」に、サイクリングルートが加わった。静岡県の土肥金山から新潟県の佐渡金山を結ぶ約550キロのルートで、自然、歴史、文化を満喫できる自転車の旅を推奨している。

 

「黄金KAIDO」の今年度第1弾 4県の高速道路を定額で乗り放題

 

「黄金KAIDO」は静岡県を含む中央日本4県が、観光や食などの分野で連携する取り組みとして名付けられた。静岡県の土肥金山と新潟県の佐渡金山を結ぶ道中には、山梨県の湯之奥金山と長野県の金鶏金山があり、まさに黄金ルートとなっている。

 

「黄金KAIDO」は、これまでに定額の高速道路乗り放題やフェリーの値引き、スタンプラリーなど様々なプロジェクトを進めている。今回新たに発表したのは、4県にまたがる全長約550キロのサイクリングルートだ。

 

サイクリングルートは静岡県と山梨県を結ぶ富士川街道などを通る。静岡県の駿河湾はフェリーに自転車を乗せて移動する。550キロのうち、静岡県の区間は70キロ。全ルートの走破は5日間を想定している。

 

ルートのコンセプトには「旧街道を巡る自然と歴史・文化に満ち溢れた自転車旅の道」を掲げている。ルート上には「清見寺」や「身延山久遠寺」、「松本城」や「諏訪大社 上社」など歴史を感じるスポットが多い。グルメもお茶や旬のフルーツ、そばや日本酒など充実している。

 

9月17日には4県合同でサイクリングルートの発表会見が開かれ、新潟県の花角英世知事が「昔の旅のように何日もかけて、旧街道の歴史、自然、食を楽しんでいただければと思います」と呼びかけた。今後は4県で連携しながら、認知度向上や交流人口拡大を図るという。

SHIZUOKA Life編集部)

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