2024/10/02
くふうハヤテ5選手が退団 356打席で0本塁打の助っ人 WBCオランダ代表右腕も
■シーズン途中加入 WBCオランダ代表のバングルプ投手退団
プロ野球のくふうハヤテベンチャーズ静岡は10月2日、選手5人の退団を発表した。主砲として期待された助っ人や、シーズン途中に加入したWBCオランダ代表右腕もチームを離れる。
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くふうハヤテによると、ミゲル・モラ投手、フランクリン・バングルプ投手、折下光輝内野手、ブラウリオ・バスケス内野手、ジェリンソン・バスケス外野手の5人が今シーズン限りで退団する。
身長190センチの長身から150キロを超える直球を投じるモラ投手は昨シーズン、米国サンフランシスコ・ジャイアンツ傘のマイナーでプレーした。くふうハヤテでは投手陣の中心を担う存在として期待されたが、27試合に登板して0勝9敗、防御率8.18に終わった。
バングルプ投手が7月にチームに加入した。2017年のドラフトでサンフランシスコ・ジャイアンツから25巡目で指名され、マイナーリーグで主に中継ぎとして登板。2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ではオランダ代表の一員として3試合に登板して、1点も許さなかった。しかし、くふうハヤテでは10試合で0勝6敗、防御率5.87と精彩を欠いた。
■打線の中軸で期待 2人のバスケスも退団
折下選手は2017年のドラフト会議で巨人から育成7位で指名を受けた。巨人に3年間所属したが、支配下選手登録されずに退団。関西独立リーグの堺シュライクスを経て、くふうハヤテに加入した。今シーズンは78試合で打率.187、3本塁打、18打点。先月28日の阪神戦で引退試合が開催された。
アトランタ・ブレーブス傘下のマイナーなどでプレーしたブラウリオ・バスケス選手は今シーズン、中軸に座ってチームで2番目に多い356打席を消化した。しかし、打率.262、0本塁打、31打点と長打力を欠いた。
広島のアカデミーに所属していたジェリンソン・バスケス選手も打線の中核として期待された。だが、92試合で打率.213、1本塁打、23打点。結果を残せず退団となった。
ウエスタン・リーグは9月29日に全日程を終了し、ソフトバンクが2年連続で優勝した。くふうハヤテは28勝84敗8分けで最下位に終わっている。
(SHIZUOKA Life編集部)