2024/12/14
“奇跡の9連休” 東海道新幹線の予約13%増加 混雑ピークは? すでに満席の日時も
■混雑ピーク 下りは12月28日 上りは1月4日
JR東海は年末年始の東海道新幹線の予約状況を発表した。今年度は曜日の並びから9連休となる人も多いことから、指定席の予約は前年同期比で13%増加となっている。
【写真で見る】静岡県出身のフリーアナが大切な人を案内 静岡市のオススメ観光スポット
JR東海は12月27日から来年1月5日までの東海道新幹線の予約状況を公表した。予約可能席数473万席に対し、12月10日現在で210万席が埋まっている。前年から13%、新型コロナウイルス感染拡大前の2018年度から26%の増加。今年度は土日祝日休みの企業に勤務する人が、12月28日の土曜日から1月5日の日曜日まで9連休となることから新幹線の利用者が例年より多い。
混雑のピークは下りが12月28日、上りは1月4日と予想されている。静岡駅発着の東海道新幹線は12月28日午前に発着する「ひかり」が、すでに混雑している。その他の日時は席に余裕がある。
「のぞみ」は満席となっている時間帯もある。下りは12月28日午前に空きがなく、29日午前も残りわずかとなっている。上りは1月3日と4日の午後で混雑が始まっている。年末年始の「のぞみ」は全席指定で、自由席はない。自由席特急券の乗客はデッキなどに立って乗車することになる。
また、年末年始は指定席特急券の金額が通常と異なる。「最繁忙期」と位置付けられている12月28、29日と1月4、5日の4日間はプラス400円。「繁忙期」の12月27、30、31日と1月2、3日の計5日間は200円高くなる。一方、年末年始前後の「閑散期」となる12月24、25日と1月6~8日までは通常より200円安い。
東海道新幹線の予約状況は公式ホームページのトピックスで案内している。次回の情報更新日は17日の予定で、20日と24日及び26日にも更新される予定となっている。
(SHIZUOKA Life編集部)