2024/12/21
静岡市唯一のスキー場 今季は1月11日オープン 積雪確保できず3週間延期
■リバウェル井川スキー場 3年連続の遅れ
静岡市の山間部にある市内唯一のスキー場「リバウェル井川スキー場」のオープンが1月11日に延期となった。当初は12月21日からの営業を予定していたが、積雪を確保できなかったという。オープン日の延期は3年連続となる。
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静岡市葵区井川にあるリバウェル井川スキー場は、標高1400メートルに位置する市営のスキー場。ゆるやかなゲレンデは初心者や子どもにピッタリで、南アルプスや富士山の眺望も堪能できる。冬のスキーだけではなく、スノーマットによる夏スキーも楽しめることで知られている。
冬のオープンは例年、12月の第3土曜日と決めている。今シーズンは12月21日からの営業が予定されていた。しかし、平年よりも気温が高い日が続き、3台の人工降雪機を稼働しても十分な雪を確保ができず延期を決めた。現在、急ピッチで準備を進めている。
営業開始が遅れるのは3年連続となる。今シーズンは12月14日からゲレンデの整備を始めたものの、気温や湿度の低下が足りず、風も強かったことから作業が思うように進まなかったという。3週間後の来年1月11日のオープンを目指しているが、今後の気象状況次第では再び延期になる可能性もある。
リバウェル井川(静岡市葵区井川2629-190)は、新東名高速道路の新静岡インターチェンジから車で90分の距離にある。営業時間は午前8時から午後5時まで。利用料金は大人1040円、子ども310円。普通車の駐車場は約300台完備している。
(SHIZUOKA Life編集部)