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2024/12/29

「何で米がダメだった?」 小学生があの騒動を直球質問 今季飛躍した中日選手の回答は?

ゴロ捕球について小学生に説明する中日・村松選手

■中日・村松開人選手 静岡県人会の野球教室に初参加

小学生の真っ直ぐな質問に会場にいた大人たちは少し動揺した。静岡県出身選手による年末恒例の野球教室が12月29日、静岡市で開催された。質問コーナーでは初参加となった中日・村松開人内野手に対しては、「何で米がダメだったんですか?」ときわどい内容も飛び出した。

 

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今年で8回目を迎えた「プロ野球静岡県人会野球教室」は静岡県出身選手が年末に集まり、小学生と交流する貴重な場となっている。今年は過去最多となる12人が参加。唯一、1回目から毎年参加している静岡市出身の阪神・岩崎優投手は「色んなチームのファンが球場を訪れる楽しみがありますし、選手のポジションも様々な方が楽しいですよね」と話した。

 

イベントには県内のチームに所属する小学生170人が参加し、グループに分かれてプロ選手から守備、打撃、キャッチボールを順番に教わった。その後に行われたトークショーでは、子どもたちからの直球の質問に選手たちが答えた。

 

牧之原市出身の中日・村松選手には、あの騒動の疑問が投げかけられた。「何で、米がダメだったんですか?」。小学生がたずねたのは、2023年にインターネット上で“令和の米騒動”と呼ばれた騒動について。当時監督を務めていた立浪和義さんが白米を禁止したと報じられた。素朴な疑問にイベント関係者はヒヤヒヤする中、村松選手は質問した小学生と向き合って誠実に答えた。

 

「炊飯器はなくなりましたが、おにぎりはありました。投手の方には炊飯器があって、野手の方はなくなりました。お米は食べた方が良いです」

 

この小学生は「立浪監督は怖そう」と口にしたが、村松選手は「怖くないです。良い人ですよ」と回答。2人のやり取りに球場からは笑いが起こり、和やかな雰囲気に包まれた。

 

(間 淳/Jun Aida)

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